【“日本一”の枝豆×焼きナス×シシトウ炒め】東葛の美酒『勝鹿』で夏を味わう。

【“日本一”の枝豆×焼きナス×シシトウ炒め】東葛の美酒『勝鹿』で夏を味わう。

千葉県東葛飾地方・野田の利根運河は、明治時代に利根川と江戸川を結び、舟運で荷を東京に運びました。今は退役して親水公園になっています。その運河沿いに蔵をもつ窪田酒造(野田市山崎685)。手掛ける銘柄の名は『勝鹿』。本醸造でもしっかりお米の香りがします。今回は野田の“日本一”の枝豆と夏野菜と一緒に、「夏」を味わいます。

酒蔵は運河の土手脇、『勝鹿』が上手い

東武アーバンパークラインの運河駅。明治時代には利根川と江戸川を結んでバイパスし、舟運の盛んだった利根運河から駅名を取っています。今は細い流れとなった利根運河の広い土手は草がきれいに刈られ、親水公園として整備されています。土手脇には窪田酒蔵の黒瓦と煙突の頭が見えます。利根運河を西に行けば江戸川。この地で造られた『勝鹿』も、東京へ舟で運ばれたに違いありません。

今回の一杯はカップ酒。金の鹿がラベルの中でしれっと“シカト”している『KatsuShika SAKE CUP』を冷蔵庫でキンキンに冷やしておきます。

さて、今回の一杯はカップ酒。金の鹿がラベルの中でしれっと“シカト”している『KatsuShika SAKE CUP』を冷蔵庫でキンキンに冷やしておきます。

「葛飾」は東京の専売特許ではありません

「葛飾」と聞けば、「寅さん」や「こち亀の両さん」などでおなじみの「東京都葛飾区」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。しかし、葛飾区には「葛飾」という地名は見当たりません。「葛飾」の地名が残るのは千葉県船橋市葛飾町。付近の京成本線西船駅は元々「葛飾駅」だったものから駅名を変えたものです。

『勝鹿』は万葉集にも記された名