今回は山形県鶴岡市にある、竹の露合資会社からの1本。「白露垂珠 ミラクル77」
まずは20度くらいの冷やで呑んでみましょう。香りはかなり少なめで、軽い甘味があり、僅かな苦味の風味が。口に含むとまったりとしており、穏やかに旨みが広がり、控えめな酸で後味がとても良いです。
これを15度くらいまで冷やすと、爽やかな酸の香りが出てきて、軽快ですっきりした口当たりになります。軽い甘味と僅かなコク、微量の苦味を感じます。余韻は少なく、綺麗にキレていきました。
なんともインパクトのあるネーミングですが、どこが“ミラクル”なのかと言うと、山形県の酒造好適米「出羽の里」を77パーセントの精米歩合で醸しているということ。
米を磨いて磨いてクリアな酒を、という蔵が多い中、低精米を選んだのがミラクルその1。そして、その低精米にもかかわらず、これだけのすっきり感に仕上がっているのがミラクルその2。さらに価格。一升瓶で本体価格2000円、総合的に考えてこの値段設定は破格。ミラクルその3という訳です。
この三大ミラクルなお酒には、同じく“ミラクルなソース”を使ったおつまみを提案します。
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