お刺身にあわせるのは白ワイン「甲州」
まずは刺身と白ワイン「甲州」。一般的に白ワインは魚料理と相性がいい。恐らくこれはピッタリくるのだろう。早速、刺身をいただく。
まずは「かます」。この魚を刺身でいただくのは珍しい。身を少し炙り生姜が添えてある。醤油を少し垂らし、いただく。
美味い! 炙ってあるせいか、僅かに焼き魚のような甘みを感じる。ワインの酸味と醤油が融合し、上質なポン酢でいただいているよう。白ワイン「甲州」は醤油にも良くあう。
次にいただくのは、「トロ鯖」。豊後水道でとれたもの。刺身でもいただける新鮮な鯖を、薄く酢で〆てある。
鯖は口の中で蕩ける。まるで、鮪のトロをいただいているよう。トロほど濃厚でなく、上品な脂だ。薄い酢の〆具合が抜群。これが「甲州」の柑橘系の香りと酸味にマッチする。美味すぎる!
ここで、生ものから揚げ物にチェンジ。「河豚のから揚げ」をいただく。薄っすらと味付けされた衣に包まれた身は、上品なお味で、しっかりした食感がたまらない。「甲州」は、すっきりした酸味と甘みで河豚のお味を引き立てる。やはり白ワインと魚料理は良くあう。
「赤ワイン」と一緒にいただく寿司屋の料理