【行ったら誰かに話したくなる】ポルトガルワインで天ぷら? 女子が過半数の立呑み屋? って一体?(2)

【行ったら誰かに話したくなる】ポルトガルワインで天ぷら? 女子が過半数の立呑み屋? って一体?(2)

誰かに誰かに言いたい!【4】ちょいシュワ? やや辛?

そして呑兵衛&呑み姫にとっては気になるお酒情報! これもいろいろと種類がありますが、さて、天ぷらと一緒に飲むにはどれがオススメでしょう、社長。

「お酒は全て天ぷらとの相性を考えてセレクトしているので、もちろんどれも合うのですが、店としてはこのポルトガルのワインをレコメンドしています」

白ワイン「カザルガルシア・ヴィーニョベルデ」。ポルトガルの“国民的ワイン”で、ややグリーンがかった色の天然微発泡、口に含むとちょっとピリリときます。

と、サーブされた白ワイン「カザルガルシア・ヴィーニョベルデ」(ボトル2,800円、グラス500円)。ポルトガルの“国民的ワイン”で、ややグリーンがかった色の天然微発泡、口に含むとちょっとピリリときます。

「天ぷらは一説にはポルトガルのシーフードフリッターがルーツ。そのフリッターと一緒に、現地の人はみんなこれを飲んでいる。少しピリッとくる辛口のドライで、天ぷらともめちゃくちゃ合う、合わないわけがないんです。このお店を始めるときに、絶対に出そうと思っていたワインですね」

株式会社 一期一会 代表取締役社長・本間儀彦さん

軽めでキリッと、ちょいシュワでスッキリ。女性にも人気だそうです。天ぷらとポルトガルのうんちくも含め、人に伝えたくなる「ストーリー性」のある一本ですね。ワインは他にもスパークリング、赤、白と、国産のものも織り交ぜて多彩&リーズナブルなラインナップになっています。

さらに立呑みといえば外せない日本酒! 升の上にグラスを乗せてこぼし酒、というお馴染の「立呑みルーティン」もしっかり踏襲されています。

「櫻正宗 焼稀(やきまれ)」少し辛口で豊かなボディ感、後味でほのかに酸味を感じる一杯です。

注いでいただいたのは「櫻正宗 焼稀(やきまれ)」(580円)。少し辛口で豊かなボディ感、後味でほのかに酸味を感じる一杯です。

「酒蔵は神戸・灘の老舗。小売りにほぼ卸していないので手に入りにくいお酒です。関東では銀座の数店舗と当店ぐらいしか出していないのでは。日本酒もいろいろと探したのですが、これは“やや辛”で天ぷらとの相性がいい。天ぷらには基本辛口が合いますが、辛すぎてもだめで、このぐらいがちょうどマッチするんですよ」

「喜久や」さんにはワイン、日本酒の他にもビール、ハイボール、酎ハイ・サワー、焼酎、梅酒・果実酒とお酒は豊富にそろっています。

ワイン、日本酒の他にもビール、ハイボール、酎ハイ・サワー、焼酎、梅酒・果実酒とお酒は豊富にそろっています。ハイボールは地酒の樽で寝かせたウイスキーを使用するなど、どれもこだわりのセレクト。愛知県西尾の抹茶でつくる抹茶ハイ(580円)や、和歌山県の田村みかんでつくるみかんハイ(580円)、大阪のワイナリー・河内ワインがつくった梅酒(600円)などは女性に人気です。

天ぷらとの相性もしっかり考え抜かれたお酒の数々。どのタネにはどのお酒がベストか、いろいろ試してみたくなりますね。

誰かに言いたい!【5】そんなわけだから、今度一緒に…