「酢飯」の重要性
「何故こんなにもお寿司が好きなのか?」……食べてから1週間ぐらい経つと、もう頭の中がお寿司のことでいっぱいになっている。この激しい中毒性の原因を突き詰めると、どうやら自分は「酢飯」に中毒していることが判明。
お店や売り物のお寿司だと、酢飯の酢加減が好みとは微妙に合わない時がある。「今日はお寿司だ!」という、「これから俺はこの世で一番好きなお寿司を食べますよ!」と世界中に叫びたい気持ちになっている時に、酢飯が合わないという不幸。閉口したままじゃいられない。俺は物心ついた時からずっとダントツでお寿司が一番好きだった。「お寿司」がこの世で一番美味い食べ物であることに変わりはない。それなら自分が酢加減を決めれば良いだけのことじゃないか! 簡単な話だった。
シャリは少なめに薄く敷く
『酒のツマミとしての細巻きの極意』……それはシャリを少なくすること! 米なのでツマミとしてはお腹がいっぱいになり過ぎてしまい、ビールがあまり飲めなくなってしまう。シャリは少なめ、酢加減は強めに仕上げれば、ビールを惹く力が強まり、延々と、それこそ朝まで延々と、チョイチョイチョイチョイ喜びのツマミ飲みツマミ飲みを繰り返すことが出来る。最後の晩餐というのに、「お腹がいっぱいです」だなんてギブアップ出来るか!
そして完成!【ホワイトベルグ×細巻き寿司×……映画?】