シシカバブ。数多くの香辛料を使い、マトンの挽肉を焼き上げた逸品。

【普及価格ワインの実力チェック】オーストラリアの赤ワイン「ワラビー・クリーク・シラーズ」は「羊たち」とのマリアージュを楽しませてくれるのか?

まずは、マトンのスペアリブとのマリアージュ

マトンのスペアリブ

マトンのスペアリブにかぶりつく。美味い! 香辛料が食欲をそそり、肉そのもののお味がたまらない! 羊臭さはさほど感じない。そこに、ワインを流し込む。思った以上にいい。羊の匂いが控えめなので、軽めのタンニンと果実味でも羊肉を見事に包み込める。これはベストマッチだ。

羊のブリックスは少々手強そうだが……

マトンの挽肉で作ったブリックス

次にいただくのは、マトンの挽肉で作ったブリックス。羊の挽肉と半熟卵入りの大きな餃子と思えばいい。

マトンの挽肉で作ったブリックス。卵の黄身が流れ出る。

早速真ん中よりナイフで割る。卵の黄身が流れ出る。卵好きにはたまらない。一口頬張る。それほど強くないが、マトン独特の香りが口中に拡がる。そして、卵の黄身がその香りと味を和らげる。ワインを口に含む。これも違和感がない。羊の香りが卵のおかげでマイルドになっているので、軽めのタンニンが特徴のワインにほどよくマッチする。この組み合わせもアリだ。

最後のシシカバブは難敵である