実は「缶詰め」って、「手軽に食べられるのに、そういえば普段あまり食べていない」って方も結構居るのではないでしょうか!?そんなワケで今回は忘れた頃に食べたくなる缶詰めの中でも、「呑むならコレだよね!!」という3品をご紹介します。
「さばの水煮」(セブンアンドアイプレミアム)
さばの水煮って選ぶのなかなか難しいんですよ。あまりに簡単に身がすぐほぐれてしまったり、身がそもそもボソボソだったり、独特の臭いが出てしまったり……結構あるんです。しかし、「セブンアンドアイプレミアム・さばの水煮」はボリューム満点で身もしっかりしています。
何より特筆すべきは嫌な臭いがほとんどしない点!!おかずにも出来るボリュームを持ちながらにして、ココまでクセの無いさばの水煮をコンビニで求められる私達は非常に幸せ者です。
ちなみに更に嬉しい心遣いが缶の大きさなんです。よく缶詰めを買ってきて、プルトップを引き上げたは良いけど中の汁をこぼしてしまう……ってことありますよね?その心配が最小限に抑えられるほどよいサイズ感と言えます。
「牛すじ醤油煮込」(セブンアンドアイプレミアム)
恥ずかしながら“牛すじ”の缶詰めって「お土産」のイメージがあり、サービスエリアやアンテナショップ位でしかあまり見かけないと思っていたんです。そうしたら有りましたね~、セブンイレブンに!!
それがこちら、「セブンアンドアイプレミアム・牛すじ醤油煮込」です。牛すじと大根、こんにゃくが入っているのですが、意外にも最初の驚きは「こんにゃく」でした。缶詰めのこんにゃくであるにも関わらず、プルプルでしっかりとした弾力があるではないですか!!驚くべき脇役の小技!!
肝心な大根も味がしっかりしみていて、主役である牛すじもギスギスとした嫌な硬さなどは無く、噛めば噛んだだけ旨くなる程よい歯ごたえが魅力の逸品です。
「やきとり炭火焼たれ味」(ホテイフーズ)
昭和8(1933)年にみかん・ツナ缶詰めの製造を開始して以来、昭和43(1968)年に現在の会社を設立(当時の社名は「ほてい缶詰株式会社」)し、缶詰め業界を牽引しているホテイフーズコーポレーションですが、その代表商品として昭和45(1970)年に発売されたのがお馴染みの「ほてい やきとり炭火焼 たれ味」!!
スタイルを変えるでもなく奇をてらうでもなく今日でも“やきとり”なのです。その甘辛のタレがまた最高でお酒がススむススむ!!
缶詰めが愉しめる専門店や居酒屋なども出店している昨今ですが、やっぱり「ほていのやきとり」は美味しいですね〜!ともすれば飽きられてしまうリスクもある“定番”が、時代を超えて今でも美味しいのは嬉しい限りです!
保存食にしとくだけでは勿体無い「缶詰め」の世界!!
今回はシンプルに缶詰めを取り上げました。「さばの水煮」と「ほていのやきとり」という缶詰めの王道を歩んでいると言っても過言ではない両者が並ぶ中、「牛すじ」という比較的に新しい缶詰めも見逃せません。皆さんも、今晩は缶詰めで一杯やりませんか?