お店で男梅サワーを注文してサイコロを振る。「1」が出た場合、最大5個まで梅干しを入れられる。「2」~「6」が出た場合は梅干し1個ゲットだ。男梅サワーだけでも十分なのだが、最大5個の梅干しが入ると、しょっぱい旨さがまさに口の中に無限に押し寄せてくる。「無限梅落とし」、恐るべし。梅好きならば、ぜひ味わっておくべき飲み方だ。
そして、内覧会でお邪魔したお店「おしお和(なごみ)店」さんでは、男梅サワーにベストマッチするもんじゃ焼きとして、「ツナそばしょうが」(1150円)を試食させていただいた。かわいらしい女性スタッフさんに、なぜこのもんじゃ焼きなのかと聞いたところ、ちゃきちゃきと答えてくれた。
「これはもともとあるメニューなんですが、男梅サワーの“和テイスト”と合うだろうということで今回ピックアップしました。ツナと紅しょうがというのは、一見合わなさそうなんですが、これが意外とおいしいんですよね。私たちスタッフのおすすめメニューです!」
ツナと紅しょうが。この文字面だけを見ると完全なミスマッチだ。このデュオが、どんなハーモニーを奏でるのだろうと思っていたが、紅しょうがのしょっぱ辛さと、ツナのほんのりとした甘さが、食べてみると意外な重奏を聞かせてくれる。箸ならぬ“ヘラ”が、指揮者のタクトのごとく動きをやめない。
肝心の男梅サワーともんじゃ焼きとの相性は?