【意外と簡単?な「ボンゴレビアンコ」レシピ】秋も旬のアサリのパスタとスパークリングワインでちょっとおしゃれな夜はいかが?

アサリの旬が実は春だけじゃないって、ご存じでしたか? まさに今の時期も、産卵を迎えておいしくなっているのです。アサリと言えば真っ先に思い浮かぶのはやっぱり酒蒸し! ですが今回は、パスタがそのうまみをたっぷりと吸い込んだ、ボンゴレビアンコのレシピをご紹介します。

お酒にももちろん合うボンゴレビアンコ。一見難しそうですが、アサリを蒸してパスタを絡めるだけなので、実はとっても簡単です。

実は簡単なアサリの下処理

アサリとなると、必要になってくるのが“砂抜き”と“塩抜き”。はじめはよくわからないし、貝料理を作るのもちょっと避けているなんて方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。お店によっては下処理済みのアサリも売っているので、そういう方はそこから入ってみるのもオススメです。

とはいえ、難しそうに感じるアサリの下処理も、やってみると実は簡単! ざっくりと書くと、平らに並べて濃度3%の塩水(水500mlあたり大さじ1杯の塩を溶かしたもの)に1~2時間浸けておくだけです。思いのほか簡単なので、料理の腕を上げるため、そして女子力アップのためにも一度は挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

ボンゴレビアンコのレシピをご紹介

ボンゴレビアンコの作り方

<材料>2人分
・パスタ … 160g
・アサリ(殻付き) … 200g
・しめじ … 半パック
・にんにく … 1片
・鷹の爪 … 半分
・オリーブオイル… 大2
・酒 … 80cc
・バター … 5g
・しょうゆ … 適量
・パセリ … 適量

<下ごしらえ>

しめじは房をばらしておく。にんにくはみじん切り。

<作り方>

1. パスタを茹でるお湯を沸かしている間に、フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、泳がせるように弱火でじっくりと香りを出していきます。※焦がさないように!

2. お湯が沸いてきたらフライパンを中火にし、唐辛子も加えて辛みを出します。アサリと酒を加えたらフタをして蒸し、このタイミングでパスタも茹で始めます。(ゆで時間は通常より2分短く)

3. 2~3分後、フタを取るとアサリが開き始めているので、しめじとバターを加えたらフタをしてさらに蒸します。

4. さらに2~3分後、アサリが開ききっていたらフタを取ります。パスタの茹で汁をお玉ひとつ加えて、フライパンをゆすりながらソースを煮詰めていきます。ここポイント!

5. 2分短めに茹でたパスタをフライパンに加えます。しょうゆもひとまわしして、フライパンをゆすりながら汁を吸わせてちょうど良い固さになるまで加熱。足りないようなら茹で汁を加えます。できあがったらお皿によそい、パセリを振りかけて完成です。

☆ポイント☆

パスタの茹で汁を加えてフライパンをゆすることで、水と油が乳化してソースになります。わしゃわしゃゆすりましょう。

スパークリングワインで見た目も豪華に

スパークリングワインで見た目も豪華に

魚介類となると白ワインを連想させますが、わたしが今回合わせたのはこちらの「フレシネ カルタ ネバダ」。やや甘口の、炭酸のシュワシュワとした飲み口が料理の相性を問わないスパークリングワインです。

フルーティーな甘さがピリ辛のパスタをマイルドにし、ベースが白ワインなのでアサリとの相性は間違いなし! さらにボンゴレビアンコはオイル系パスタで、炭酸が口の中をさっぱりとしてくれるので、かなりオススメの組み合わせです。

グラスに注いでテーブルに並べれば、いつもの晩ご飯もオシャレなディナータイムに早変わり! 記念日にも最適のメニューです。

今回はやや甘口のスパークリングワインを合わせてみましたが、辛口ももちろん好相性です。甘口よりもスッキリとして料理とお酒が進むので、その時の気分やお好みで選んでみるのも楽しいですね。

アサリの旬は10月頃までと言われています。見た目よりも簡単なボンゴレビアンコを、一度試してみては?