ベストマッチ「ニッカ余市」編
日本のウイスキー6本×ツマミ35種の組み合わせを総当たり戦で全査定する、独断と偏見の「210番勝負」。（3）～（8）では各銘柄でベストマッチに輝いたツマミをカウントダウンしていく。今回は「ニッカ余市」編だ。 ※ウイスキー6本とツマミ35種は（1）（2）で紹介している。
【第3位「アンチョビ」】
たまに誤って一口パクッとやってしまうと、たちまち全身の水分が持っていかれる。そんな通過儀礼を我々に与えてくれるアンチョビだが、その強烈な塩気にも余市は全くひるまない。ヘビーで豪胆なフレーバーによる互角の戦いは、やがて煙たくも美しい均衡に結実する。
【第2位「だし巻き玉子」】
おすすめは、味付け無しの「そのまんま」。まずは余市を（ストレートで）一口。強い刺激とソルティな風味が味覚に残った状態で、だし巻きをいただく。するとシンプルな玉子の甘味に適度な塩気が混じり、ちょうど「しらす入り」のあの感じが再現されるのだ。美味至極。
「ニッカ余市」にベストマッチな第1位は…！！