【候補は約100種類!】お酒に合う最強コロッケを見つけるなら、下北沢へGO!?

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東京は世田谷区・下北沢。住みたい街ランキングでも上位常連の人気タウンを、今一人のスーパーモデルが席巻している。

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街中にあふれるこの愛くるしい笑顔。

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黒烏龍茶が高級ブランドのポーチに見えてくる。

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待っててくれるならハラペコでなくても行きますよ。

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そう、ミランダ・カーさんです。

あ、いや、失礼。話と画像の倍率を元に戻そう。

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下北沢エリアで4月24日(日)まで開催中の「下北沢コロッケフェスティバル」。そのポスターが街中に貼ってあるというお話しでした。ミランダさんは、このフェスにコラボしているサントリー・黒烏龍茶のCMキャラクターですね。

下北沢駅を中心に「北エリア」と「南エリア」、総勢100店に上る飲食店が参加するこのイベント。なんでも、パン屋さんからカレー屋、中華、フレンチ、串カツ屋、エスニック、カフェバーまで、多種多様なお店がオリジナルコロッケを提供し、1コ食べると黒烏龍茶が1本無料でもらえるとのこと。

「油っこいコロッケとピッタリという黒烏龍茶、その相性をみんなで確かめよう」というのがイベントの趣旨のようですが、コロッケと言えば呑兵衛の箸と杯も進んでしまう定番メニューの一つ。お酒のメディア「バッカスの選択」としても、これは無視するわけにはいかない。なんなら、お酒に合う最強コロッケを見つけてやろうじゃないか。ということで、編集長D、使命感を胸に、そしてそれを大きく上回る空腹感を腹に、颯爽と下北沢駅に降り立ったのでした。

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ファースト・コロッケ「黒いセニョール」

まずファースト・コロッケ。名前のインパクトで「イカスミの黒コロッケ」をチョイス。黒焦げではありません、黒コロッケです。向かったのは駅からすぐのスペインバル。コロッケを迎え撃つにはやっぱりビールということで、「アルハンブラ・エスペシャル(小瓶)」をオーダー。セニョール! とりあえずアルハンブラ、ポルファボール!

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さらにアルハンブラを迎え撃つにはスパニッシュおつまみの定番、小海老のアヒージョだろうということで、セニョール! コエービ・ノ・アヒージョ、ポルファボール!

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いや~、もう最高のマリアージュ! いい素材が撮れましたね、では今夜はこれで……あ、いや、失礼。取材の趣旨を元に戻そう。と、1コント終えたところで、、、

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来ました! 「イカスミの黒コロッケ」! ナイフを入れてみると、、、

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おおお、黒い。このコロッケ、単にジャガイモにイカスミを和えているだけでなく、イカの身もペースト状にして練り込んであるとのことで、確かに口にするとイカスミの香りとともにしっかりとした魚介らしい風味が感じられます。色のインパクトだけではない、本格派の一品でしたね。恐れ入りました。

セカンド・コロッケ「濃厚なホフホフ」

1軒目で調子に乗ってポルファボールを乱発したため、既に満足感が漂いつつある編集長D。しかし、まだまだコロッケはあと90種以上も残っているではありませんか。そこで再び使命感を胸に、若干の満腹感を腹に、颯爽と2軒目に向かったのでした。

セカンド・コロッケ。「濃厚雲丹コロッケ」をチョイス。はい、決め手は名前のインパクトですが、何か? だって「雲丹」ですよ? 「濃厚」ですよ? それが「コロッケ」なんですよ? 食べてみない理由があるだろうか、いやない(反語)。

ということで「雲丹専門」を掲げる小料理屋風の居酒屋さんに到着。ここでのコロッケ提供はテイクアウトのみということで、軒先でオーダーし、軒先でしばし待ち、軒先で受け取ります。黒烏龍茶とともに。

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アッツアツです。それをひとかじり。ハー、アツッ、ホフホフ、アツッ、ホフ……としばらく天を見上げてホフホフし、ふと目を落とすと、、、

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いやもう「雲丹」ですね。「濃厚」ですね。それが「コロッケ」ですね。文句ありません。ソース? いりません。雲丹の存在感が、衣を完全に凌駕しています。口に入れると、もう雲丹だけが広がります。あやうくコロッケであったことを忘れるところでした。恐れ入りました。

サード・コロッケ「似て非なる」

さあ、サード・コロッケ。「ジューシーつくコロ」をチョイス。名前のインパク……、はい、もういいですね。「つく」というのは「つくね」のことです。ということで向かったのはつくねの専門店。こちらもコロッケはテイクアウトのみでした。

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ガツン! なんだか巨大メンチカツみたいですね。ん? あ、メンチカツ……、言っちゃった?

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中身をパックリ。まあ、「つくね」なので、そりゃメンチカツ然としますね。とはいえ、かじるとどことなく和風の香りが広がってくるのは、醤油やショウガを練り込んであるからでしょうか。噛みしめるほどに、ソースや衣をかき分けて「つくね」がしっかりと主張してきます。さすが専門店の味。恐れ入りました。

似て非なる、メンチカツと「つくコロ」。しかしまあ、どっちもビールには合いますよね。ビール、ビー……あれ? 買ってないじゃないですか、缶ビール。テイクアウトして撮影して食べて、に夢中になってる場合じゃないですよ。「お酒のメディア」なんですから。

と、再び使命感を胸に、確実な満腹感を腹に、颯爽とコンビニに入っていった編集長D。その後彼がいくつのコロッケを制覇したのか、そして「お酒に合う最強コロッケ」に果たしてたどり着けたのかは、誰も知らない。