【呑みから〆までオールインワン?】ビールもつまみも侮れない牛丼・吉野家の「吉呑み」はこう楽しむべし!

大手牛丼チェーン店・吉野家で酒が飲めるサービス「吉呑み」が始まったのが2015年4月。早いものでもう1年半、だいぶ市民権を得ている。「ちょいと一杯」で終わるかどうかわからないが、遅ればせながら初潜入してみた!

チェーン店の安いビールと思って油断していると……!

この日は会社の同僚と最寄りの吉野家へ。まずは生ビールで乾杯。

「生ビール(サントリーモルツ)」350円
ジョッキの生ビールが350円というのはなかなかオトク。でもチェーン店の安いビールって泡の比率がアンバランスだったり、大きな気泡混じりの“カニ泡”だったり、表面の泡が減ったみすぼらしい状態で出てきたりするからなあ……と思ったら全然そんなことない。

ビールと泡のバランスも泡のキメ細やかさも、表面の泡もいい感じ!ビールの注ぎ方の教育がしっかりとなされているんだなと感心した。味も問題なく美味しいので、ビールサーバの洗浄も定期的に行なわれていることがうかがえる。

吉呑みで食べるべきつまみを教えるぞ!

吉呑みで食べるべきつまみを教えるぞ!

「煮玉子」100円
牛肉のタレでじっくり煮込んだというこちら。甘辛い味がしっかり染み込んでいて、つまみとして良好だ。食べるべし。

「アニョハセヨ」150円
こちらは韓国海苔、キムチ、長ネギの盛り合わせからなるつまみセット。この日は同僚と一緒だったからよかったが、ひとりで行って「アニュハセヨください」というのは少し恥ずかしいかもしれない。でもビールのつまみとしてはかなり良好だ。食べるべし。

「骨付き豚の素揚げ」280円
骨が付いているのでかぶりついて食べる必要があるつまみ。歯を使って骨から肉を剥がす快感があるが、女性には食べにくいかも。男は何も気にせず食いちぎって食べるけど。食べる自分の姿を考慮して食べるべし。

「牛煮込み」350円
イチオシメニューとしてメニュー表のいちばん最初に書かれているつまみ。ほんのり味噌が使われた甘辛いタレで煮込まれた牛すじ肉はつまみに最適!ぷりっぷりの脂身部分も好きな人が多いだろう。男性女性問わずオススメする。食べるべし。

「たこのから揚げ」350円
そんな店のイチオシメニュー・牛煮込みよりもオススメしたいのがこちら。大きめに切られたたこを一口噛むとじゅわっと肉汁ならぬ“たこ汁”が!これは絶対に食べるべし!


こんなにつまみがあったら2杯目にいくのは必然。ちょっと一杯というのはあきらかに無理である。

飲んだ後、移動せずに食べられる〆がありがたい!

飲んだ後、移動せずに食べられる〆がありがたい!

「牛丼・並」380円
酒もつまみもすべてたいらげたら〆を食べなければいけない。普通なら飲み屋を出て別のラーメン屋に行くところだが、吉呑みはその場で〆が食べられる。値段も380円と安い。ラーメンを食べたらだいたい600~800円はかかる。

ちなみに行った日まだ10月で、「ソフトバンクユーザーは毎週金曜日、牛丼並盛りが1杯無料」というのをやっていた(既に終了、あしからず)。

ということで2杯食べても1杯分の料金。ラーメンを2杯食べるということはさずがにしないが、牛丼並盛りは結構いけちゃうのが肉い、もといニクい。メニュー表にカロリーが記載されていたが見て見ぬフリをした。

というわけで吉呑み初潜入レポートはこれで終了。3人でビール6杯、つまみ5品、牛丼5杯(うち1杯無料)を食べて約5000円でひとり約1700円。呑み代+〆代と考えたらかなり安いかな。ビールがオトクなのに美味しいし、つまみも充実、〆の牛丼はボリュームがあって満足できる。まだまだ食べてみたいつまみがたくさんあるので、また吉呑みに行こうと思う。