本場、ミュンヘンのオクトーバーフェスト！
9月17日～10月3日まで、ドイツのバイエルン州・ミュンヘンにて開催されていた「オクトーバーフェスト」。日本でも都内を中心に各地で開かれているおなじみのビールの祭典を、本場で体験してきました。
今年は夏に起きたテロ事件の影響を受け、通常よりも少ない来場者数だったようですが、期間中の警備はかなり厳重で、無事に何事もなく幕を閉じることができました。
そもそもオクトーバーなのになぜ9月？と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、開催当初は10月がメインで行われていたそうです。しかしドイツでは10月に入ると急激に冷え込むことが多くなるので、まだ温かくビールを飲むのに最適な時期である9月に前倒しになったそうです。
会場はミュンヘンの中央駅「München Hauptbahnhof（ミュンヘン・ホウプトバンホーフ）」から歩いて10分ほどの「テレージエンヴィーゼ」という広大な公園の敷地内。中央駅を出ると早速オクトーバーフェストの会場までの案内標識らしき道しるべがお出迎えしてくれます。ちょっとした遊び心に到着後早速期待が高まります。
若者からお年寄りまでオクトーバーフェストのコスチュームに身を包んだ人々で道はごった返している中、駅近辺の古着屋や衣料品店では手軽な価格で衣装が売られていました。特別なお祭り気分を味わいたい人には、コスチュームの購入もおすすめです。
また、この地域で最も古いビール醸造所である「アウグスティナー」のオクトーバーフェストの記念ビールが中央駅周辺の酒屋さんで売っていたので、試しにトライ。アルコール度数6.3%と少し高めですが、ドライですっきりとした飲みごたえのあるビールでした。
このように街中を歩いているだけでもフェスの空気が感じられるほど、ミュンヘン全体がこの一大行事を盛り上げるべくサポートをしているようでした。