【大阪・千日前でジビエを喰らう】「なんば赤狼」ビールで味わうワイルドなワニ肉

【大阪・千日前でジビエを喰らう】「なんば赤狼」ビールで味わうワイルドなワニ肉

ワニの肉に合うビールは?

レーベンブロイ

ビールはレーベンブロイを選択。麦芽を100%贅沢に使用した、600年以上の伝統を持つドイツの逸品。スパイシーなワニ肉にはまろやかさを持ったビールがよいとの判断によるものだ。

ワニの肉を食べてみる!

では、いざ実食。脂がすごいので紙を何枚も巻いてかぶりつく。食感としては鶏に近い。だが、比べものにならないほどの噛みごたえ。ひたすら噛みしめていくと、内側から旨味が吹き出てきて口中に広がっていき、ビールが欲しくなる。

ワニ肉とビール「レーベンブロイ」

流し込むレーベンブロイ、まろやかながらしっかりとしたコクとキレ。カーッとしたスパイシーさが全身をかけめぐり、何とも言えない。ワニのエネルギーが麦芽と混じって元気になっていく。クロコダイル、旨いぞ、美味しいぞ。コラーゲンもたっぷりで美容にも効果的、いいことずくめだ。

飲みながら自然と触れ合う

以上、「なんば赤狼」のワニ肉レビューでした。

「なんば赤狼」看板

こちらの店では他にも、国内で狩猟したイノシシやシカの肉を食べることができる。いずれも信頼できる業者から仕入れたもので、安全面も問題なし。

「狩猟」と言うと趣味で動物を撃つといった悪いイメージをもたれがちである。だが本当のところは決してそうではなく、増えすぎた生き物によって引き起こされる獣害をくい止めるなど、人と自然の営みを守り生態系を保全する、共存法の一つとも言える。

食を通して遠く離れた自然と接し、理解を深めてもらえたら――。そんな思いを、おいしい料理と酒とともに伺い知ることができた。