キリンの調査※によると、オーストラリアの一人当たりのビール年間消費量は74.2リットル(2014年の数値)。同年の日本の数値が42.6リットルだったのと比べると、約1.7倍も消費していることになります。オーストラリアには、多くのビールの醸造所もあり、さまざまな種類のビールを楽しむことができます。今回は、その中でも女性もゴクゴク飲めるマンゴービールをご紹介します。
MATSO’S BROOME BREWERY
マンゴービールの生みの親「MATSO’S BROOME BREWERY」は、オーストラリア北西のブルームという都市に位置しています。現在の建物は、1910年に日本人コミュニティの中心地に銀行として建てられた歴史的建造物を使っています。マンゴービールをはじめ醸造所で製造されるビールは、伝統的な手法と現代の技術を併せて作られており、自然なものにこだわった原料が使われています。
今回ご紹介するマンゴービールは、頭にフルーツをてんこ盛りにした女性のイラストが印象的なラベルです。マンゴーと聞いて「甘ったるいんじゃないの?」と思った方もいるかと思います。が、しかし、こちらのマンゴービールは、ほどよい甘さで炭酸もきつすぎずゴクゴク飲めるビールなのです。
Smith’sのポテトチップス
Smith’sはオーストラリアの原材料を使用したポテトチップスの会社です。塩味のベーシックなものからハニーバーベキュー味など、さまざまな味のポテトチップを作っています。
Smith’sのポテトチップスは、「ヌテラ(チョコ風味のスプレッド)」「ティムタム(チョコビスケット菓子)」と並んで「オーストラリアに来た日本人を太らせる食べ物」と言われています(筆者調べ)。このポテトチップスにはまって半年で8キロ太ったという猛者もいます。
そんな中毒性のあるポテトチップスですが、マンゴービールのお供にオススメなのが「ソルト&ビネガー味」です。
かなり酸味がきいているのですが、これがほんのり甘いマンゴービールと相性抜群です。
マンゴービール×ソルト&ビネガー
この組み合わせは、筆者個人の独断と偏見ですが、本当に「うまい!」の一言です。やや甘のマンゴービールで喉を潤したあと、酸味のきいたポテトチップスをほおばる。なんて贅沢な至福のひと時なんでしょう。
Smith’sはオーストラリアのスーパーならどこでも売っています。安売りのときで2.5AUD(190円ちょっと)、普段でも4AUD(300円ちょっと)くらいで買えます。マンゴービールは、筆者が住んでいる西オーストラリア州の酒屋であれば1本330mlが4AUD前後で手に入れることができます。
オーストラリアにご旅行の際には、ぜひこの組み合わせを試していただきたいと思います。
【参考URL】
MATSO’S BROOME BREWER
https://www.matsos.com.au/
Smith’s
http://www.smiths.com.au/
(※の調査)「キリンビール大学」レポート 2014年 世界主要国のビール消費量(2015年12月発表)
http://www.kirin.co.jp/company/news/2015/1224_01.html