【こんなクラフトビールを待っていた】初心者にこそ楽しんでほしい「家飲みクラフト缶」のマスターブリュワーを直撃!(3)

IPAにはヨダレもののトロリ、ダラリ、ジュワジュワ

そして発売になったばかりの大型新人「Craft Label 香り踊るジャグリングIPA」。IPAとはホップの苦味をガンガンに利かせた種類で、アメリカではクラフトビールの“代名詞”的に人気があり、日本でもジワジワきているタイプです。とはいえ、この「Craft Label」のIPAは苦味だけを前面に出すのでなく、バランス感を大事にしています。クラフトビール初心者も「いつものビール」の感覚で家飲みが楽しめる、かなり飲みやすい仕上がりです。さすが大型新人。

「Craft Label 香り踊るジャグリングIPA」

「IPAは本来とても個性の強い、しっかりした味わいがあります。それだけにボディ感がすごくあるので、一緒に楽しむ料理もそれに負けない存在感があるといいですね。合わせるなら魚よりは肉、味付けもライトよりはヘビー。今回のIPAには柑橘系の香りもあるので、ペールエールと同じくスパイスの効いた肉料理はピッタリです。ハンバーガーなんかは、間違いないと思いますよ。濃い目のソースでしっかり味付けしたものは特に」

はい、キーワードいただきました。ハンバーガー。濃い目のソース。ということでこちら、もう見るからにビールに合いそうですね。

ハンバーガー

お肉は牛・豚合い挽きにシチュー用のホロホロした牛肉の塊も投入し、卵、牛乳、パン粉、玉ねぎ、ケチャップ、ナツメグ、黒胡椒、醤油、味噌、ガーリックパウダーでもってコネコネ。それをジュージューやって作ったハンバーグに、トマト、レタス、ピクルス、玉ねぎを乗っけてマスタードを少々、チーズをトロリ、そしてバーベキューソースをダラリ。それをバンズで挟んでこのビジュアルです。ヨダレものです。はい。

ハンバーガー

ガブリといくとジュジュジュジュワッと肉汁が出てきてバーベキューソースにキュキュキューッと絡みつき、口の中が旨味でミッチミチに満たされます(おいしさに興奮し擬音過多になってます、すみません)。そこに「Craft Label 香り踊るジャグリングIPA」のほどよくグッとくるホップの苦味が入ってくると、いっそう味の深みが増しますね。香りも華やかなので、ハンバーガーのマスタードやトマトが織りなすビビッドなフレーバーとも相まって、気分をアゲてくれるマリアージュです。この夏は、ちょっとこれで決まりかもしれません。屋外でバーベキューとか、キャンプとか、アウトドアシーンにも劇的にハマるとおもいます、IPA&ハンバーガー。

「Craft Label 香り踊るジャグリングIPA」

「温度」と「グラス」にもちょっとしたテクニック