最近はフォトジェニック鍋がインスタグラマーを中心に流行っているのだとか。要するに、写真映えする鍋ってことですね。しかも美味しいんだから言うことないしです。その中でも我々が白羽の矢を立てたのが「ワイン鍋」。
で、ワイン鍋ってどんなのよ。不惑を越えたオヤジ世代には何なのか、さっぱりわからん。そんな人のために説明しましょう。というか、「百聞は一見に如かず」なので、実際にワイン鍋を楽しんでいる人たちの写真を見てみましょう。
惜しげもなく、赤ワインをどぼどぼどぼ。こちらは赤ワイン鍋のしゃぶしゃぶのようです。
こちらはノーマルの赤ワイン鍋ですね。お肉、ウインナーなど肉系だから赤ワインなのかな。そのほか、しめじ、たまねぎ、豆腐などなど。そういえば、冷奴に赤ワインかけてる人いたな……(笑)
こちらは魚介がメインみたいなので白ワインなんですね。エビ、イカ、アサリ、マイタケ、トマトが入っているらしく、そのままパスタを入れちゃてもよさそうですよね。ん?真ん中に鎮座しているのは、もしかしてカマンベールチーズ? そういえば、カマンベールチーズを酒器にしてる人いたな……(笑)
こちらのワイン鍋は、肉巻き野菜タワーがど真ん中にそびえたちます。確かに、写真映えしそうですよね。赤、白、どっちなんでしょうか。野菜が多いので白かな? 赤でもおいしそうですが。
てことで、やってみましょうよ。実際に、ワイン鍋ってやつを。まずは、赤ワインのすき焼きです。作り方は、割り下に赤ワインを使う以外、普通のすき焼きと一緒。これなら誰で簡単につくれちゃいますね。
まいたけ・・・1パック
牛肉・・・400g
長ねぎ・・・2本
春菊・・・1/2束
焼き豆腐・・・1/2丁
柚子胡椒、ブラックペッパー・・・適量
<割り下>
赤ワイン・・・1カップ
昆布だし・・・1/2~1カップ
醤油・・・1カップ
みりん・・・1/2カップ
砂糖・・・大さじ5~6
①まいたけは食べやすい大きさにさく
②長ねぎは斜め切り、春菊はザク切り、焼き豆腐は2cm幅に切る
③鍋に牛脂を入れて火にかけ、牛肉、長ねぎを焼き、割り下を加え一煮立ちさせる
④③にまいたけ、春菊、焼き豆腐を加え、具材に火が通ったら、柚子胡椒などお好みの薬味を加えて完成
※昆布だしの分量でお好みの味に調える
続いて、白ワイン鍋です。魚介が入るので、アクアパッツァみたいですよね。カマンベールチーズをドカンと入れるのがミソです。いや、味噌は入れませんが。
まいたけ・・・1パック
えりんぎ・・・1パック
エビ・・・8尾
イカ・・・1杯
アサリ・・・1パック
たまねぎ・・・2個
トマト・・・2個
パプリカ(黄)・・・1個
カマンベールチーズ・・・1箱
白ワイン・・・4カップ
オリーブ油・・・おおさじ2
塩コショウ・・・適量
オリーブ(ピクルス)・・・5個
①きのこは食べやすい大きさにさく。玉ねぎ、トマト、パプリカはザク切りにする
②エビは殻をむき、イカは内臓、骨、ゲソを取り除き輪切りにする
③鍋にオリーブ油を熱し、エビ、イカを軽く炒め、アサリ、白ワイン(2カップ)を加えフタをして蒸し焼きにする
④アサリが開いたら、①、白ワイン(2カップ)を加えて煮込み、具材に火が通ったら塩・こしょうで味を調え、オリーブを飾る
⑤鍋の中央にカマンベールチーズを入れ、溶かしながら一緒にいただく
メインを食べた後は、リゾットなんかにしてもいいみたいです。パスタも絶対合いそうですが、鍋のあとは少し重いですかね。それと、グツグツ煮込むうちにアルコールが飛ぶので、お酒が苦手という人も美味しく食べられるそうですよ。
今回、ワイン鍋に使ったのは、「ポリフェノールたっぷり酸化防止剤無添加赤ワイン」と「有機酸たっぷり酸化防止剤無添加白ワイン」。ワイン鍋で使い切らなかったら、普通に飲む。もちろん、普通においしいんです。にぎやかだったクリスマスパーティーの翌日、日の高いうちからワインを楽しむ、なんてのもいいかもしれません。