ほんのりした煙たさと塩味がクセになる 白ワインのつまみに燻製バターがたまらない

ほんのりした煙たさと塩味がクセになる 白ワインのつまみに燻製バターがたまらない

ほんのりした煙たさと塩味がクセになる 白ワインのつまみに燻製バターがたまらない

りんごチップとピート(泥炭)で燻製されたバター

最近、家でウイスキーを飲むことが多い。燻製系のつまみをネットで探していたのだが、“燻製バター”なるものを見つけ、とりあえずポチって(購入して)おいたのが届いていた。

「ミルクを食べる乳酪 私の燻製バター」という商品だ。通常、バターは30℃程度で溶けてしまうのだが、特殊な製造方法により燻製にすることができたという。燻製にする際は25℃以下で長時間燻す「冷燻」という製法が多く用いられるのだが、この商品はバターを溶かすことなく、短時間で燻製に仕上げる特別な方法を確立。なので、これまではあまり見る機会が少なかった貴重な「燻製バター」が、手軽に入手できるようになったという。

ルクを食べる乳酪 私の燻製バター

このバターの最大の特徴は、りんごチップとピートと言われる泥炭(枯れた植物が長い間、分解されずに堆積したもの)で燻製されている点だ。泥炭といえば、ウイスキーの香り付けには欠かせない燃料として知られる。もともとコクのあるバターに燻製独特の煙たさがプラスされることで、これまでのバターでは味わえなかった風味豊かな味わいが楽しめるのである。

合わせるのは信州白ワイン

ウイスキーと合わせようと思っていたのだが、ワインに合うとの触れ込みだったのでコンビニへ。ちょっと面白そうなワインを見つけたので、今回はそれにした。JR東日本が発売元の「MONTLACS」(モンラック)。

棚には白2種、赤2種の計4種類あったのだが、信州の白ワインにした。コップが付いているので仕事終わりに職場で飲んだりするのにも都合がいい。POPでおすすめのフードメニューなども紹介してくれているので、ありがたい。肝心の味だが、やや甘めでまろやかな味わいだ。燻製バターにはぴったりだろう。

JR東日本が発売元の「MONTLACS」(モンラック)信州の白ワイン。

白ワインのフルーティーさに、煙たさと塩味がクセになる

さっそく燻製バターをさらに盛る。盛るというか、乗せただけだが。このバターの特筆すべき点は、“そのまま食べてもおいしい”ということ。すでにカットした状態で一つずつ個包装されているため、チーズのような手軽さで食べられる。大雑把な性格のわたし向けのつまみだ。ザッツ(雑)クッキング!

ルクを食べる乳酪 私の燻製バターで、ザッツ(雑)クッキング!

1つ食べてみたが、そのまま食べるのもなんとも雰囲気がないというか、味気ないので、クラッカーの上に乗せてみた。クラッカーに乗せただけ。雑クッキング第2弾。でも、これがおいしい! クラッカーの塩気とパリパリとした食感が加わり、一気に重層的な味わいになった。

燻製バターにクラッカーの塩気とパリパリとした食感が加わり、一気に重層的な味わいになった。

クラッカーではさみ、クラッカーが割れない程度に押すことでバターが平たくなり食べやすくなる。クラッカーのパリパリ感と塩気が2倍になり、燻製バターの煙たさがさらに際立つ。これまた白ワイン合う。燻製バターと白ワイン、クセになりそうだ。

ところでこのバター、魚や肉などのメイン料理に使用することで、燻製風味の味わいになるのもすごいところ。発売元の会社のホームページでは、この商品を使用した豊富なレシピを紹介しているので、チェックしてみるのもいいかもしれない。

ミルクを食べる乳酪 私の燻製バター 7g×8個入り
http://www.marinfood.co.jp/product/butter/cat84/-7g8.html

マリンフード株式会社
http://www.marinfood.co.jp/