新潟の「鶴の友」で知られる樋木酒造は、江戸時代から続く古い酒蔵で昔ながらの製法を頑固に守って少量生産されています。量が少ないので内野地区だけで販売しています。辛口ですがふくよかな清酒の味わいがあり、端麗辛口一辺倒の流れとは一線を画した地酒です。日本酒通に根強い人気があります。
ふくよかでガツンとくる力強い「鶴の友」には地鶏が合います。
今宵は地鳥の「鶏ハム」で一杯やりましょう。
ハムなので「鶴の友」をシャンパングラスでいただきました。
地鶏の鶏ハムの作り方
・材料
地鶏の胸肉 300g
砂糖 大さじ1
塩 大さじ1
ハーブ (バジル・ディル・パセリなどあるもので可)
普通の鶏肉で作っても美味しくいただけます。鶏胸肉の美味しい調理方法はめったにありませんが、この調理法でしたらパサパサせずにしっとりしていてとても美味しくいただけます。
樋木酒造の「鶴の友」には地鶏の他に塩引きの「酒浸し」があいます。江戸時代の料理帖には「さがびて」の名で登場する「酒浸し」は、薄く削ぎ切りにした鮭の塩引きを一晩酒に浸して作ります。また次回作って酒の肴にしたいと思います。