第3位「日本酒」
卵酒と言えば本来はこれだからね、日本酒。しかし今回は温めずにキンキンの「冷や」。
でもまあ混ぜると見た目は通常の卵酒だよね。
飲む。
ふむふむふむ、はいはいはい、なるほどなるほどなるほど。
あのね、これ日本酒です。冷やした状態だと、全然卵の風味が立ってこない。キレッキレの日本酒の味に完封負けする。色は黄色いけれども、口の中は日本酒。まあ多少、後味で遅れて卵の感じが出てくるけれども。
なので結論としては、「日本酒の卵酒は温めた方がうまい」。……何、何か文句でも?普通の結論だけど?あのね、いろいろ実験・調査を重ねた結果至極当たり前の結論がただ再確認されるだけだった、なんてことは、サイエンスの世界では日常茶飯事なんだから。はいはい、次、次いくよ。
第2位「梅酒」
良く冷やしたストレートの梅酒にちゃぽん。不思議なことに、これだけ黄身が浮いてくる。
混ぜる。茶せんをシャカシャカやる茶人かお前は。
千D休、一服いただきます。
んん?
うま! うまいわ、これ。なんというか、いい中国料理店でいただくような、とろみのしっかりついた甘めの卵スープの感じ。梅の甘さと酸味に卵のコクが混然一体となって、いい味になっている。
まあこれもド正論といえばそこまでだが、卵は甘味が加わった方が断然いいね。特に冷やして味わうときには。茶碗蒸しは冷めるといまいちだけど、プリンは冷たくてもうまいわけで。
結構なお点前でした。
アリかナシか【夏の冷やし卵酒?】の堂々第1位は?!