最近肌寒くなってきて、オーブン料理が恋しくなる季節に突入してきましたね。今回はお酒にも合って、とろ~りとろけるチーズがたまらないケーゼシュニッテをご紹介したいと思います。
簡単で美味しいだけじゃなく、おひとりさまからパーティーサイズまで気軽に作りやすいので、これ一品知っていると色んな場で使えますよ♪
固くなったパンをお酒に浸してやわらかくし、トマトやハムなどを載せた上にさらにチーズを載せて焼いたスイス料理のひとつです。一口食べればチーズやトマトのうまみが口の中に広がり、鼻を抜ける白ワインの風味が大人な味です。
オーブンで焼くだけではアルコールがどうしても残ってしまうので、小さいお子さんにはちょっと難しいかも。ですが、お酒の代わりに牛乳などで浸せば問題がないので、一緒にテーブルを囲む際はこちらがよさそうですね。
・バゲット …食べる分
・トマト …1個
・ハム …4枚
・とろけるチーズ…4枚
・白ワイン …大さじ2~3
1.スライスしたバゲットを耐熱皿に入れ、白ワインを振りかけて浸します。
2.スライスしたトマト、ハム、チーズの順にパンの上に載せて、あればローズマリーをトッピングします。
3.200℃に予熱しておいたオーブンで15~20分焼き、チーズがとろけたら出来上がり!
今回はトマトとハムで作りましたが、薄くスライスした玉ねぎや卵でも美味しく作れます。作り方がとてもシンプルなので、お好みの具材で楽しめますね。味付けを特にしないので、このままではどちらかというと控えめな塩加減。「お酒のお供には物足りない」という方には、ハムを増やすと塩気とうまみがアップするのでオススメです。
今回は限定販売中のカルーアパンプキンで、ケーゼシュニッテに合いそうなお家カクテルを作ってみました! カルーアパンプキンは、いつものコーヒーリキュールにパンプキンの甘いフレイバーとスパイシーさが加わったお酒です。思わずハロウィンを連想させるオレンジ色のラベルが、パーティーで出せばさらに雰囲気を高めてくれそうですね。
カルーアでカクテルとなると、思い浮かべるのはやっぱり定番のカルーアミルクではないでしょうか? ですが今回はケーゼシュニッテにチーズがあるので、カクテルはミルクではなく、炭酸水で爽やかに仕上げちゃいました。
・リキュールと炭酸水の割合は、目安1:3!
・グラスに氷を入れたらカルーアを注ぎ、レモン半分(または果汁を大1)を搾り入れたら、炭酸水を注ぎ入れるだけ。
・炭酸水はマドラーなどで静かに注ぎ入れると、カルーアリキュールとのきれいな二層構造にもなるので、お家カクテルとは思えない見た目にゲストを驚かせられるかも!
・マドラーやストローを挿してサーブしましょう。
炭酸水とレモン果汁で割ることで濃厚なコーヒーリキュールが爽やかになり、すっきりとしたカクテルに変わります。シュワシュワした刺激が口の中を引き締めてくれて、チーズ料理のケーゼシュニッテとの相性はバッチリ! ほのかなパンプキンフレイバーとスパイシーさもちょっとしたアクセントで、お決まりのカルーアミルクしか知らない人には新しい発見になること間違いなしです。
ケーゼシュニッテは材料の分量の調整も特に気にせずにパーティーサイズがパパッと作れて、パンの上に材料を載せたらあとはオーブンに任せるだけと、とってもお手軽♪ 大きな耐熱皿で作ってそのままテーブルの上に出せてしまうのも、大きなポイントです。
ハロウィンからクリスマス、年末年始へとパーティーシーズンが続きます。そんな大勢で楽しむシーンはもちろん、気軽な宅飲みでも、一度作ってみてはいかがでしょうか。