【ジャケ買いとジャケつまみ】「古酒 猫また焼酎」で猫&かつお節を楽しむ♪

ジャケ買い。味わいじゃなく、ラベルのデザインでお酒を選ぶ楽しみ方です。過去にレコードから始まった楽しみ方ですが、今では日本酒、ワイン、焼酎の世界にも広がっています。センスの良いラベルはテーブルに花を咲かせます。そして、そのストーリーを想像することも楽しい。今回は思わずジャケ買いした焼酎についてご紹介します。

妖怪? 化け猫?「古酒 猫また焼酎」

猫好きでお酒好きな方なら、このお酒の前を素通りできないはず。それが「古酒 猫また焼酎」です。尻尾が2本に生えた怪しい猫のラベル。可愛くはないけれど、どこか引き込まれて購入しました。

「猫また」とは猫の妖怪。年老いた家猫がある日尻尾を2本に裂き、人の言葉を話し出します。いわば化け猫。うーん、全然怖くない! むしろ可愛い! 化け猫でもいいから、我が家の猫ちゃんも猫またになって欲しいくらいですね。

ジャケ買いからの、ジャケつまみ!

さて、味わいも知らず買った焼酎。何をつまみに飲みましょうか。今回はラベルに合わせて、猫の好物、かつお節をふんだんに使ったお料理をチョイスしました。

ラベルから想像しておつまみを用意する、「ジャケつまみ」も楽しいものです。合うか合わないかは、まさにギャンブル。でも、負けたって全然悔しくないのです。今回は、「冷奴」「ピーマンとチーズのおかか和え」「お好み焼き」とかつお節づくしで用意しました。

熊vs猫? 味わいは「熊」にはない妖艶さ

熊vs猫? 味わいは「熊」にはない妖艶さ

ところで、この「猫また」は、鳥取県産の米焼酎です。米焼酎と言えば、熊本県が本場というイメージ。どのような違いがあるのかも楽しみなところです。

さてさて、では味わいをロックで堪能。

口に含むと、独特の風味に驚きます。熊本の名だたる米焼酎にはない甘さと香り。きっと誰でも「おおっ!?」となるはず。それでいて飲み口はあくまでもすっきりと、辛口。どこか、日本酒にも似ていて、まさに化かされたようです。猫と戯れるような、楽しくにぎやかな印象の味わい。素直に美味しい焼酎でした。

ジャケ買いが見事に成功! これがあるからジャケ買いはやめられないのです!

そしてジャケつまみの結末やいかに?

一方の「ジャケつまみ」は?と言いますと、「猫また焼酎」はかつお節づくしのつまみとも総じて相性は良かったです。

冷奴は、強いお酒のおつまみとしては少々あっさりし過ぎの感じもありましたが……

お好み焼きは互いの「濃度」的にベストマッチ!

ピーマンとチーズのおかか和えも、チーズのコクとまろやかさがかつお節とあいまって、「猫また焼酎」の独特の香りを絶妙に迎え撃っていました。

やはり、「猫にかつお節」は、てっぱんの組み合わせなのですね♪