「黒霧島」で有名な宮崎県都城市の「霧島酒造」。実は「赤霧島」というレアなバージョンもある……というのは数年前から有名だが、2年前からさらにレアな「茜霧島」という商品を販売しているのだ。
「赤霧島」は一般的な芋焼酎よりもフルーティーで飲みやすいと言われていたのに対して、「茜霧島」はさらにフルーティーで飲みやすい!
芋焼酎の価値は「飲みやすさ」ではないけれど、この圧倒的な華やかな甘味は「美味しい」という味覚だけでなく、体全体を心地よくしてくれる魔法の水と言っても過言ではない!
さて、この「茜霧島」に合うつまみを探しにこちらの肉屋にやってきた。八王子にある「前田さん家のスウィートポーク」という店だ。
ここはなんと霧島酒造がある都城市に牧場を持っていて、そこで育てた豚の肉を直送して販売しているのである。
店内のショーケースで黒豚と白豚が売られている。どちらも綺麗な水や澄んだ空気、そして特別に配合した飼料が影響して、「スウィートポーク」の名前のとおり自然の甘味があってすごく美味しいのである。もう一度言う、甘味があってすごく美味しいのである。
そんな宮崎から上京してスウィートポークを売っている店員さんに、「茜霧島」に合う宮崎の郷土料理を教えてもらった。というわけで今から作ってみるぞ!
まずは白豚のウデ肉を購入。
炊きたてのご飯を計量。ひとつ60g。肉とご飯……、勘がいい人はこれだけでわかるかな?
60gのご飯をラップでくるんで両手でころころ転がし、ボール状にする。
そして豚肉を巻いていく。もうこれでわかったよね!?
宮崎出身の店員さんに聞いたおつまみ……。正解は、肉巻きおにぎり!
味付けは同じくスウィートポークで買った「じゅんばあのたれ」。
じゅんばあは店員さんのいとこだそう。似顔絵が店員さんとそっくり……。
原材料を見てみると、添加物や保存料が一切入っていない!
このたれが欲しい人は八王子に買いに来るか、ネットで調べてみてほしい。
油をひいて熱したフライパンに肉を巻いたおにぎりを入れて加熱する。
こんな感じで火が通ったらさっきの「じゅんばあのたれ」を……。
鍋肌に入れてじゅわじゅわさせながら肉にからめていく。
皿に盛り付けてお好みで白ごまなどを乗せて完成だ。
「茜霧島」は水と1:1で割って、黒じょかに入れて温めたものを用意した。「茜霧島」とスウィートポークの肉巻きおにぎりの相性はどうか!?
うん、これは合うね! 甘味の強い「茜霧島」と甘味の強いスウィートポーク。そしてたれの甘味も混ざりあって極上のマリアージュ!
「茜霧島」はストレートでも甘いけど、お湯で割ったり、水で割って温めたりするとふわっと甘い香りが立って、肉巻きおにぎりの美味しさをさらに演出してくれているようである。それから「茜霧島」は25度なので同量の水で割ったら12.5度。だいたいワインや日本酒ぐらいの度数になり食中酒としても合うね。
というわけで「茜霧島」に合うおつまみを紹介してくれた「前田さん家のスウィートポーク」の店員さん、ありがとう! 今度は一緒に「茜霧島」を飲もう!
「前田さん家のスウィートポーク」
住所:東京都八王子市緑町376-6
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日
TEL:042-621-4129