4月某日、代官山駅直結のとあるカフェにて開催されたクラフトビール好きが集うファンミーティング。その主催者は、当メディアに何度もご登場いただいている、「ジェダイマスター」こと、ジャパンプレミアムブリュー株式会社マスターブリュワーの新井健司(あらい・たけし)さんである。
大変、ご無沙汰しちゃっておりました。なんせ、編集長Dが「バッカスの選択」南極基地編集部に異動してしまったためなのです。あ、もちろん栄転ですよ、栄転。南極の流氷でつくったグラスにウイスキーを入れて飲むとどうなるのか、そんな壮大な企画を敢行すべく旅立ったのでした。てことで、編集長Cが編集長Aと一緒にお邪魔してきた。
今回の主役は、本日4月24日に発売となった「ビアチェッロ」。発売を前にしたファンミーティングで、ひと足お先に味わってきました。「苦味」を押し出したPRだったので、なんとなく舌も苦味を待ち受けていたが、思ったよりも苦くない。それが第一印象。
新井さんに、思ったよりも苦くないですねと伝えると、こう帰って来た。「苦味の度合いとしては、実はヱビスよりも高いんです」。え、それは驚いた! 全然、そんな感じではない。どうやら、苦味を感じさせない工夫がオレンジとグレープフルーツのピールらしい。さらに、独自の製法でホップから華やかな香りを引き出しているんだとか。そう、グビっといっても、苦味よりも華やかさが来るので全然飲みにくくない。
苦いけど飲みやすい、ビール本来のあの苦味を感じさせないビール。月並みだが、本当に今までにないビールだ、これは。さすが、ジェダイマスターです!
そして今回、「苦味マリアージュ」も味わってきた。肉、魚介・野菜、スイーツの3つの方向でのマリアージュ。さて、どんな味わいなのでしょうか。
まずは、「仔羊のロースト 南イタリア風 スパイスと香草風味」。スパイシーな料理と合うというビアチェッロなので、クミンパウダーが香るこの料理とは絶妙な取り合わせでした。ああ、早くも2缶目に。この会が終わるころにはどれだけの空き缶が並ぶのだろうか……
続いて、「グアンチャーレを巻いた山菜と海老のフリット グレモラータ風味」。ビールには鬼に金棒であるフリットだ。サクサクの食感、レモン系の苦みが効いたソース、ビアチェッロと合いまくっていて、グビグビが止まらない。
最後はスイーツ「カンノーロ 柑橘ピールとリコッタチーズのクリーム」。小麦の香ばしい苦味がビアチェッロの苦みを担ぎ上げ、ワッショイワッショイ! もうお祭り気分、夢のような苦味マリアージュだ。
いや、素晴らしい。苦味マリアージュ、さすがでした。でも、家でこういった料理をつくるのは骨が折れる。そこで、バッカスの選択流「家でできるマリアージュ」のポイントを伝授する。ポイントは2つ、「スパイスの苦味」「揚げもの香ばしい苦味」を意識すると良いかもしれない。もちろん、素材の苦味もあるとさらに良いだろう。
人は心を落ち着けたいときに苦味を欲するという話がある。ゴールデンウイーク前に気分をリフレッシュしたいときは、ビアチェッロを買って、家で苦味マリアージュをするといいだろう。タイミングのいいことに、今日から発売だ。
どこで買えるのかなど、詳しいことは下記サイトへ。
ブラランドサイト
http://www.japanpremiumbrew.jp/innovativebrewer/beercello/