「山川光男」と「だし」……? 山形県から美味しい日本酒と郷土料理のカップリング

「山川光男」の正体は?

山形県には美味しいお酒を醸す蔵が多いというのは周知の事実ではないでしょうか。あの酒やこの酒といった有名銘柄のファンも多いはず。

そんな中からニューウェーブが登場。

「山川光男」

蔵元の名前でも杜氏の名前でもありません。なんと、日本酒の銘柄なのです。

山形県内の4蔵共同で作られた「山川光男 2016なつ」。

山形正宗の「山」、楯野川の「川」、東光の「光」、羽陽男山の「男」と、その一文字ずつ取って名前が付けられました。どの蔵も特徴のあるお酒を醸していますが、共同となると、一体どんな味わいなのでしょうか。

「山川光男」を呑んでみる

まずは常温で。甘酸っぱい香りが先に立ち、口に含むとフルーティな甘みが。ふくよかな旨みと丸みのある酸が出てきて、最後は軽い甘みとまろやかな酸が調和されます。

これを少し冷やすと、フルーティな甘みを感じつつ酸がすっきりし、最後は軽快にキレていきました。

夏酒なので、暑い日やすっきりしたお酒が好みの方は冷やした方が良いでしょう。

「山川光男」に合うつまみ「だし」

「山川光男」に合うつまみ「だし」

夏酒には夏らしいおつまみを。

山形には「だし」という、一見なんだかわからない食べ物があるのですが、これが夏の定番で、美味しい上に使い勝手の良いレシピなのです。

<材料>
なす 2本
きゅうり 1本
大葉 4枚
茗荷 2個
醤油 大さじ2

<作り方>
【1】全部を2ミリくらいに刻み、醤油で和える。
【2】……以上。たったこれだけ!

お好みで醤油は増やしても構いませんが、少ないかな、というくらいがむしろ丁度良いです。

食べ方を変えて“三度おいしい”「だし」

最初は作ってすぐ、そのまま食べましょう。生野菜の爽やかさと食感が「山川光男」の酸とよく合います。

そして、次は豆腐に乗せて。

最後はご飯にかけて。

お酒の締めとしても良し、お酒のお供にもなる「だしご飯」。

残った「だし」は醤油が染み込んで色が悪くなりますが、冷蔵庫で保存しておき、素麺の薬味にするとまた違った美味しさが。

「だし」と「山川光男」で、本格的に到来した夏を乗り切りましょう。