新しい年も半月が過ぎました。年末年始の暴飲暴食で、体調など崩されてはいないでしょうか。気持ち良く一年のスタートダッシュを決めるには元気な体が必要!そこで提案するのは「カラ酒を控え、食べて飲む」というスタイルです。自制が苦手な酒飲みにとって、酒量を減らす選択肢はこれしか無い!と言えるのではないでしょうか。では、参ります。
今回は様々な「特別感」を盛り込んでいきます。「塩でも舐めながらカラ酒を一日中浴びるように飲んでいたい!」という正月休み気分を完全に過去のものにするには、それよりも強い誘惑を用意するしか無い。
ということで今回のお酒は、季節限定販売の「麦とホップ<赤>」!「フェストスタイル」という長期熟成された赤褐色でアルコール度数が高い、いわゆる「第三のビール」なのですが、「サッポロさん、ありがとう!」と声に出して感謝したい味ですね。
クラフトビールが好きな方はきっとお気に召されると断言します。100円台でこの【コク】は完全に未体験ゾーン。ちなみにこちら、基本的には毎年秋からの限定商品なので既に売り切れてしまっていたらご容赦を。しかしその場合は通常の「麦とホップ」で。こちらもノーマル版とはいえ高いアベレージで驚きのコスパを見せつけてくれる一本です!
「学校の行事やキャンプで作って外で食べたあのカレーは、どうしてあんなに美味かったのか?」特別な事は何もしていないはずなのに。そうです。「カラ酒の誘惑に打ち勝つ特別感その2」は「キャンプ場カレー」を酒の肴として作ることです!
その昔、友人の悪い男が当時の浮気相手に「Don`t think!Feel!」と言い続けていて、「こんなに男にとって都合の良い言葉があるものか!」と半ば感心したことがありますが、この「キャンプ場カレー」のポイントもただ1つ「Don`t think!Feel!」です。
「具?何でも良いよ。好きな具をたくさん入れな」「野菜の皮はむくのかって?皮ごとの方が美味いから。体にも良いはず。考えるな。感じろ。グビリ。(←ビール飲んでる)」といった具合でザックリと作っていきます。
「カラ酒の誘惑に打ち勝つ特別感その3」それはとびきり思い入れのある食材を使うことです。私は保育園時代に「うずらの卵入りカレー」が大好きだったのですが、給食だったから1人2、3個しか卵が入っていなかった……。
「大人になったら、うずらの卵だらけのカレーをいつか腹いっぱい食べてみたい!」そのピュアな夢を、カラ酒の誘惑に打ち勝つこのタイミングで持ってきた訳です!
このうずらの卵缶には、なんと50~60個ほどの卵と夢が詰まっていました。保育園時代の自分に教えてあげたい。「君の夢は叶うよ!」
もう待てない!まずはルーを溶かし……
ざく切りで投入しておいた大量の野菜や肉に火が通ったら……
ウズラの卵を全て投入!!!
おたまで軽くすくってあげると、ほ~ら夢だらけ!
カレー作りの細かい手順はバッサリとはぶいてしまいましたが、本当にこんな感じなのです。ポイントは、好きな市販のルーと大好きな具材をタップリと入れることだけ!そして出来るだけ手間をかけない!下処理なんてしなくても大丈夫!カレールーの強い個性は全てを包み込んでくれます。「Don`t think!Feel!」
では最後に、大好きな具を多めによそった具だくさんカレーにご飯を添えて。コクのある赤い「麦とホップ」でプシュッ!と乾杯!やっぱりカラ酒よりも、大好きなものをシッカリと食べて!今日も元気だビールが美味い!!!