#8【タッグパートナーシリーズ(3)】キリン、ハイリキがしのぎを削るチューハイの王道「レモンチューハイ」、その銘柄別にベストなつまみを考えた。

世の中には様々な“チューハイ”と呼ばれる飲み物がありますが、その中でも圧倒的1番人気を誇る王道の味は「レモン味」ではないでしょうか。そんな絶対的地位を確立しているレモンチューハイですが、それぞれの銘柄別に最も「合うのでは?」と思われるおつまみを独断チョイスしまして、組み合わせをご紹介したいと思います。

「キリン本搾り レモン」×「チータラ」

「キリン本搾り レモン」は、もともと「メルシャン本搾りチューハイ」としてメルシャン株式会社から販売されていた商品を継承・リニューアルして、平成20(2008)年4月2日にキリンから新発売されました。その後、平成26(2014)年11月にレモン果汁を10%から12%に増やしたのに比例して、さらに人気も右肩上がり!

この銘柄の最大の特徴は缶をひっくり返してから呑むところ。より果汁の風味が増します!そもそも糖類、香料、着色料を一切使っていないウォッカと果実だけのチューハイなので、キレのある辛口でありながら果汁らしさを残したスッキリとした味わいです!!

そんな“ウォッカチューハイ”と合わせるのは、「なとりのチータラ」。いわゆるチーズ鱈です。昭和23(1948)年6月に株式会社名取商会を設立し、平成3(1991)年5月に現在の株式会社なとりに生まれ変わった後も、「ひとつまみの幸せ」というコーポレートメッセージを体現し続けている“なとり”。

その主力商品「なとりのチータラ」は、独特の弾力を持つ鱈に挟まれたチーズのコンビネーションが絶品。この幸せ過ぎるサンドイッチは、キリッと辛口の「キリン本搾り レモン」と相性抜群です!!

ちなみに大相撲の呼び出しが身に纏う着物にあしらわれた「なとり」の文字は、昭和32(1957)年から今日まで続いています。また、なとりは平成16(2004)年に行われた「第2回誠実な企業賞」の大賞に選出されています……と、ひとつまみの豆知識でした。

「ハイリキ」×「ガーリックシュリンプ」

東京ディズニーランドが開業し、競馬界でミスターシービーがクラシック三冠を制した昭和58(1983)年。この年の7月に日本初のチューハイブランドとして「ハイリキ」の原形「ハイリッキー」(東洋醸造 瓶入りチューハイ)が発売されました。

そしてシンボリルドルフが史上初めて無敗の三冠馬となった昭和59(1984)年の9月に、缶入りチューハイ「ハイリキ」が発売されました。すると当時、若い人を中心に巻き起こったチューハイブームの牽引役となります。

有機レモン果汁、焼酎、純水を使用した正真正銘の正統派チューハイは、スッキリと飽きのこない味わいが魅力です。この元祖ブランドチューハイであるハイリキと合わせるのは「ガーリックシュリンプ」!!

スッキリとしながらもレモン風味が効いているハイリキと、エビの風味を引き立てるガーリックがクセになるガーリックシュリンプは相性抜群!!絶妙な組み合わせです。

「キリン チューハイビターズ ほろにがレモンライム」×「焼きめざし」

平成26(2014)年6月10日に発売されると、瞬く間に1週間で年間販売予定の約4割もの売り上げを記録した「キリンチューハイ ビターズ」!!

「ビールに代わる一杯!」をコンセプトに3年以上かけて開発されたこのチューハイは、柑橘の果皮を使ったビターリキュールとウォッカを合わせており、独特のほろ苦い味わいが新たなチューハイの可能性を十分に感じさせてくれます。

そんな“ほろ苦さ”をウリにしたビターズと合わせるのは、コレまた苦みと香ばしさがウリの「焼きめざし」!!

この組み合わせは、まさに焼き魚にかぼすを合わせるのと同じような、あの味わいのタッグプレイが楽しめます。しかも、肉料理や揚げ物などガツンとくるおつまみとはちょっと違って、噛めば噛むほど、食べ進めれば食べ進めるほどクセになるのがポイントの、ジワジワくる組み合わせ。コレは是非試してみて欲しいタッグです。

チューハイの王道!レモンチューハイの世界!!

少し前は“レモンチューハイ”というと若い人はあまり呑まないイメージもありましたが、今はそんな事有りませんよ!!果汁を効かせたフルーティーなモノから辛口のモノ、はたまた、果皮の苦味をウリにしたモノ、さらには今回泣く泣くご紹介出来なかった銘柄まで、数あるチューハイに合うおつまみを、皆さんもそれぞれ見つけてみてはいかがですか!?