【生麦駅を降りたら嵐が待っていた……?】キリンビール横浜工場で一番搾りのうまさの秘密を見学してきたぞ

キリンビール横浜工場の工場見学は「一番搾り うまさの秘密体感ツアー」という約80分のコースで、要予約、無料。10~16時の毎正時にスタートして、まずは昨年のリニューアル時に新設したシアターでキリンビールと横浜工場の歴史が映像で紹介される。

麦芽とホップの展示

その後工場の内部に入って、まず原料を“体験”する。麦芽とホップの「実物」を手に取り、さらには麦芽をポリポリ食べたり、ホップの実を割いてくんくんしたりできるのだ。原料の味と香りを実際に感じることができる。

「キリンビール」ビール工場では、麦芽とホップの「実物」を手に取ることができる

さらに進むと見どころの一つである仕込釜ゾーン。最大で直径12メートル、高さ7メートルもあるどデカい釜が並んでいて、原料に水を加えてもろみ(麦のおかゆ)を作ったり、麦汁をろ過したり、ホップを加えて煮沸したりと、ビールづくりのキモになる重要な工程がここで行われている。

「キリンビール」ビール工場の見どころの一つである仕込釜ゾーン

が、当然ながらその様子は釜の中の出来事なのでうかがい知ることはできない……はずなのだが、これまたリニューアル時に投入された最新演出テクノロジーであるプロジェクションマッピングによって、釜の中がなんと“見える化”される。音と映像でもって、うまさの秘密がまる見えになるのだ。どんな演出なのかは……見てのお楽しみということで。

そして、そんな仕込釜の中で生み出されるのが、今やキリンのアイデンティティーと言ってもいい、あの「一番搾り麦汁」なのである。

君は一番搾り麦汁と二番搾り麦汁を飲み比べたことがあるか