【編集長D史上最高のグレーン原酒かも?】キリンのウイスキー「富士山麓」のイベントにて完全にグレーンに開眼してしまった話(前編)

さて「富士山麓」のアウトラインを紹介すると、これまたその名の通り富士山の麓にあたるキリンビールの「富士御殿場蒸溜所」で作られているウイスキー、ということになる。で、特徴的なのが、モルトとグレーンの2種類の原酒を蒸溜から樽熟成、ボトリングまで“一つの蒸溜所で”行っている、という点だ。

ウイスキーにそんなに詳しくない人には何がスゴイのかいまいちピンとこないかもしれないが、解説すると、ウイスキーには大麦麦芽のみを原料にする「モルト原酒」と、麦芽にトウモロコシや小麦など他の穀物を加えて蒸溜する「グレーン原酒」の2種類の原酒が存在する。同じメーカーのウイスキーに使う原酒だとしても、たいていはモルトとグレーンで別々の蒸溜所が別々の場所に設けられている場合が多い。

それが「富士山麓」の場合は“同じ場所”で、かつ“同じ富士山の伏流水”で(標高2000メートル付近に降った雨や雪が50年かけて湧いてくるという)、モルトとグレーンの原酒を作り分けている。これは世界的にも珍しい。これがスゴイことのまず一つ。

そしてさらにスゴイこととは?