実は我が「バッカスの選択」編集部、キリンさんによる「一番搾り」リニューアルの発表会にお邪魔していたのだ。本来は一流ビジネスエリートしか歩いてはいけない東京・大手町の一角で、一流新聞社の経済部記者たちに紛れて、明らかにただの飲んだくれが記者発表の末席を汚しているという、なんだろう、この珍妙な図。
まあ、こっちは一流の飲酒エリートだけどな。
……それはそうと、肝心な“新”「一番搾り」のお披露目であるが、リニューアルしたポイントは大きく2点。パッケージデザインと味、である。
デザインの特徴はラベルの真ん中にある「雫マーク」だ。これまでの雫に比べてちょっと立体的な“テカリ”処理が入っているのが目印。店頭でこのテカリを見つけたら、それは“新”「一番搾り」だ。
そのほか缶の蓋部分がシルバーからゴールドになったり、全体に光沢感がアップしたりと、より品質感を高めたデザインに仕上がっている。
味のリニューアルは「低温濾過」がキーワード