もともと、年貢の米を計るのに使われていたのが枡。だが当時の人は、米以外にも砂糖や醤油といった調味料も枡で計っていたとか。その枡はだいたい桧(ひのき)や樅(もみ)、杉などで作られていて、それぞれ手触りなどが違うそうだ。
枡で飲むお酒と言ったら、ほとんど日本酒になるのだろうか。だが、最近はそうでもないみたいで、こちらは“あふれスパークリング”だとか。
こちらも枡にグラスを立て、スパークリングワインを注いでいる。枡にワイン……なんともアンバランスな感じだ。だが、それがウケている要因なのかもしれない。
お酒以外でも枡に入れて飲むことがあるようだ。こちらはコーヒー。枡とコーヒー、このコンビを楽しんでいる人は意外と多い。
枡に入ったコーヒーでラテアートだってできちゃう! 枡であることに違和感がほとんどない可愛さだ。
こちらは、コーヒー豆が入っている。もはやパッケージの1つとして枡を利用している。でも、そんなに全体的なバランスが崩れていないのが不思議だ。
こちらはかき氷。枡の上にうず高く積もっている氷に金粉がふりかかっている! なんともすごいかき氷だ。
こちらは、おはぎが埋め込まれている。え!? あんこが!! もう枡がスイーツの一部と化しているように見える。素晴らしい溶け込み具合だ。
もう何でもありの感が漂う中、こちらはソフトクリーム。醤油味のソフトクリームってことで、枡だと和テイストでいい感じなのかもしれない。
枡のポテンシャルを十分に感じたわれわれは、枡のイノベーションを起こすべく、いろいろと試行錯誤した。その結果、行き着いたのが「ウイスキー用の枡」だ。ただのウイスキー用枡ではない。その枡は……詳細はまたの機会に。