【バーボン×コテコテ】「ジムビームハイボール」を存分に楽しめ! あわせる料理はコテコテの関西B級グルメ達!

バーボンは、アメリカ・ケンタッキー州生まれのウイスキー。トウモロコシを原材料として作られ、“アメリカ生まれの唯一のスピリッツ”としても認められている。その飲み口は、仄かに甘く、喉越しがいい。この日は、そんなバーボンとB級グルメを楽しみに、北千住の『串カツ田中』へ。

関東中心で展開の『串カツ田中』は大阪伝統の味が売り!

『串カツ田中』は、ソース2度付け禁止の大阪伝統の味である串カツを中心に、関西発のB級グルメを色々と楽しませてくれるお店。現在100数店舗を構えるチェーン店となったが、1号店は東京世田谷区で、関東を中心に展開している。関西には数店舗しかない不思議なお店。

バーボンハイボールはチンチロリンで楽しく

バーボンハイボールはチンチロリンで楽しく

普通のお店でハイボールを頼むと、角ハイボールなど、ウイスキーのハイボールが出てくるが、『串カツ田中 北千住店』で供されるのはジムビームのハイボール。ジムビームは世界No1のシェアを誇るバーボン。その飲み口は、甘く軽やかですっきりと爽やか。ここでは、そのバーボンハイボールを楽しく提供する。

それが「チンチロリンハイボール」。

「チンチロリンハイボール」はサイコロを2個振って、その出目で料金が変わるシステム。ゾロ目がでれば無料になり、出目の合計が偶数なら半額とお得になる。しかし、出目の合計が奇数になると、料金は倍額に……。ただし、ハイボールは2倍の量のメガハイボールとなるので損をする事はない。

同伴者のこの日の最初の一杯目は見事ゾロ目! 無料である! しかしながら、私は奇数。倍額のメガハイボール……。たくさん飲めるので良しとしよう。

大阪串カツは、ソース2度付け禁止!

大阪串カツは、ソース2度付け禁止!

ジムビームハイボールに合わせる一品目は伝統のお味、大阪B級グルメの「関西風串カツ」。ソース2度付け禁止なので、たっぷりとソースの海をくぐらせる。このお店のソースは独特の味付け。これが伝統なのだろう。非常にスパイシーなのだが、旨みがある。

甘く軽やかな飲み口のジムビームは炭酸の爽やかさとともに、ソースのズッシリしたお味をまろやかに包み込む。そして、具材の美味さを充分に引き出してくれる。ここでの「串カツ」はマストのメニューだが、他の名物もいただきたいので、ほどほどにしておこう。

スパイシーな「そばめし」は神戸発祥のお料理

スパイシーな「そばめし」は神戸発祥のお料理

次にいただくのは「オムそばめし」。「そばめし」は神戸発祥のB級グルメ。焼きそばの中にお米が入っている物と思ったらいい。ソースも独特。ソースを作るときに下に沈殿した部分を取り出した辛味の強いドロドロの「ドロソース」。それを使って焼き上げる。

そして、焼きそばはお米と同じ大きさぐらいに刻んで出来上がり。それを玉子で包んだものが「オムそばめし」。このメニューもドロソースが効いて非常にスパイシー。玉子が多少味を和らげるが、口の中に辛味が突き刺さる。

ジムビームハイボールはこの辛味を見事に纏め上げる。辛味の棘を取り、旨みを引き出すのだ。こうしたコッテリ味の肴にはジムビールハイボールは本当に良くあう。

吉本の芸人さんが考えたメニューで〆

吉本の芸人さんが考えたメニューで〆

〆のお料理は「肉すい」。「肉すい」は、昔、吉本の芸人さんが二日酔いの朝、行きつけのうどん店『千とせ』で、「肉うどん」のうどん抜きを頼んで、できたメニュー。今では人気料理となり、大阪のB級グルメの一つとなっている。最後は、このお料理で、こってりメニューで酷使したお腹を癒してもらおう。

美味い!!

出汁は鰹が充分に効いて、実にいいお味。肉もあっさりと煮込まれ、上品な煮込みスープを食べているよう。この料理にもジムビームはピッタリ。これまでのメニューは、ジムビームハイボールがそのお料理を包んでくれる感じだが、ここではジムビームハイボールが主役。その仄かな甘さと爽やかさを充分楽しめる。

ジムビーム×関西B級グルメ=最強の組み合わせ!

スコッチなどのウイスキー類はどちらかというと高級路線。ジムビームは、庶民感覚でいただける気軽なお酒。それをソーダで割れば、ますます身近な飲みやすいお酒となる。当然B級グルメはあうはず。

ここ、『串カツ田中』には、このほかにも色々な関西B級グルメが存在する。次回を楽しみにしよう……