【本物の肉と間違える人、多数!?】女性にうれしいヘルシー大豆ミート唐揚げを、レッドエールでじっくり味わいたい

東京オリンピックに向けて、海外からの観光客が増加することが予想される日本。ヴィーガンやハラルと言われるベジタリアン向けのメニューを取り入れる動きが出てきている。

お肉の代わりに野菜を使った丼や野菜だけのカレー、乳製品や卵を使わないケーキ、大豆ベースのハンバーガーなどファストフードやコンビニエンスストアなどの大企業も競って取り入れはじめた。

ヘルシーでうれしい! 大豆ミートの唐揚げ

ベジタリアン向けのメニューは、ダイエットや健康志向に関心を持つ層にも受け入れられている。カロリーの高いお酒には、食物性素材を合わせると罪悪感なくお酒がススム。消化や食べ合わせを考えても、お酒のつまみには植物性の素材が望ましい。

でも、やっぱりさっぱり系だけではさみしいので、揚げ物やボリューム感のあるつまみが食べたい。そんな時、最近スーパーでもよく見かける大豆ミートを使った揚げ物がオススメだ。

大豆ミートは、大豆の「グルテン」と呼ばれるたんぱく質を固めた大豆食品。大豆の栄養がたっぷりと凝縮され、大豆肉、ソイミート、ベジミートと言われることもある。畑の肉とも呼ばれる大豆の栄養が取れて、カロリーがお肉よりも低く、食物繊維が多いのでダイエットを気にしている方にぴったり。

植物性たんぱく質なのでコレステロールフリー。アミノ酸バランスもよい良質なたんぱく質です。それでは早速作ってみよう。

【材料】

大豆ミート   90g
醤油 大さじ3
にんにく(すりおろし)1片
生姜(すりおろし)1片
片栗粉 適量
揚げ油 適量

【作り方】

1.鍋に湯を沸かして大豆ミートを入れて3分ほどゆでて水を切る。
2.別の鍋に水200ccを入れ、沸騰したら醤油大さじ3と1を入れてを加えて煮切る。にんにくと生姜をまぶす。
3.ボウルに片栗粉を入れて2を和える。
4.鍋に揚げ油を入れ、180℃に熱して4をからりと揚げる。

この食感はまるでお肉!? レッドエールでじっくりと

その食感は……これは、本当に肉のようだ! かみごたえはまるで鳥の唐揚げ。にんにくと生姜の風味が効いた汁がジュワッとしみ出てジューシー。肉と言って出せば、だまされる人もいるほどだが、獣肉臭さがなくて、さっぱり食べられる。

さっぱりとしながらボリューム感のある大豆ミート唐揚げ。これは、やっぱりビールに合わせたい。

唐揚げによく合う柑橘系の香りを、ほのかに感じるエチゴビールのレッドエール。ホップ由来のしっかりとした苦味とコクのあるミディアムボディは揚げ物の後味を和らげる効果も。一気飲みせずに唐揚げをよく噛みながらじっくり飲みたい。

大豆ミートは一度煮ているから、お肉のように中まで火を通す必要がなく、短時間で仕上がるから手軽だ。揚げ油はたっぷり使う必要はなく、揚げ鍋の底から1〜2センチ油があれば十分に揚げられる。植物性の素材は消化が早く、飲んだ翌日胃がもたれることもない。カロリーも低く、食物繊維も多いから、お酒好きにありがちなポッコリお腹のダイエットにも効果的があるかも!? さらに、大豆ミートは乾物の状態で販売されているから、災害時のローリングストックにも役立つ。

唐揚げに使えるブロックタイプの他にも色々な形があり、ミンチタイプはひき肉がわりに、薄切りタイプは生姜焼きなどにも使える。家呑みのつまみに、大豆ミートを見かけたら一度試してみてはいかがだろうか?