本音を言うと、二日酔いを薬膳で即改善するのは非常に難しい問題です。
ひどい二日酔いで苦しんでいる方には、漢方薬をおすすめします。
一般的に、二日酔いにおすすめの漢方薬は以下の二種類です。
五苓散:頭痛、吐き気
黄連解毒湯:お酒を飲むと顔が赤くなる、のぼせる、ほてる
近くのドラッグストアでも販売していますので割りと手に入りやすい漢方薬です。
さて、話は元に戻して薬膳での二日酔い改善ですが、
二日酔いがひどい状態で何か食べたいと思いますか?
私が二日酔いの時には何も食べたくなかったのを覚えています。
そこで、料理ではなく「飲み物」での改善をお伝えします。
ゴーヤとすいかのジュース
柚子のジュース
柿のジュース
グレープフルーツジュース
薬膳的に、これらの食材は身体の余分な熱を取ってくれたり、
酔いを醒ましてくれたりする効能を持った食材です。
もちろん、これらの食材をお好みで組み合わせておおいに結構です。
ご自分特製の二日酔い解消オリジナルブレンドを作ってみてはいかがでしょうか。
あえて薬膳で二日酔いをリカバーするなら・・・というレシピもご紹介致します。
茄子 1本
苦瓜 1/2本
とうもろこし(缶詰) 大さじ2
黒木耳(乾燥) 2g
塩 適量
砂糖 少々
ごま油 適量
茄子と苦瓜は身体の熱を取ってくれる食材。黒木耳は血の巡りを良くしてくれます。
お酒でのぼせたり、ほてったりした状態におすすめの薬膳レシピです。