ギネスビールと言えば、「黒ビール」「苦そう」「飲みにくそう」といったイメージが強いかと思いますが、それって本当なんでしょうか?
今回、パッケージがリニューアルされたドラフトギネスについて、いろいろと教えていただいたところ、前出のイメージが次々と覆されていくじゃないですか。いや~知らないって損だなと思いました。だって美味しいんだもん、ドラフトギネス!
イメージが覆り、美味しさが分かったドラフトギネス。その美味しさを生み出している5つのヒミツがあるんです。1つずつ、紹介していきましょう。
これは知っている人も多いかもしれませんね。初級編のヒミツです(笑)。ラムネのように、缶の中に何か入っているんです。一度でも缶を飲んだことがある人は、「あ、何か入ってる!?」となりましたよね。で、飲み干して缶の中を覗くと、白い球体の存在に気付いたと思います。
これ、「フローティング・ウィジェット」というものです。あとで説明しますが、ドラフトギネスの特長の1つが「クリーミーな泡立ち」なんですが、それをつくり出しているのが、これなんです。優れモノですね!
圧倒的なクリーミーな泡立ち、これがドラフトギネスの特長です。どれくらいクリーミーなのかというと、通常のラガービールの泡はおよそ3千個の小さな泡から出来ているんですが、ドラフトギネスのそれは何と10倍! およそ3万個の小さな泡で出来ているんですね。
実際に飲んでみると気づくと思いますが、泡が消えないんです。30分くらいはきめ細かい泡たちが保たれるんじゃないかと。その理由が「窒素」。ドラフトギネスは窒素ガスを使用する「ナイトロジェンビア」です。これが、通常のビールよりもきめ細かい泡を生み出すヒミツなんです。
ドラフトギネスを美味しく味わうには、グラスに注いだ方が良いんです。なんせ、「119.5秒のショータイム」が待っていますからね。味だけでなく、見た目の美しさも求めるのが“パーフェクトパイント”と呼ばれる所以。
まず、ドラフトギネスを5度前後の温度で3時間以上冷します。ポイントはグラスは冷さないこと。そして、タブを引き上げ音が止まるまで待つ。その後、45度に傾けたグラスに優しく注いでください。徐々にグラスを立てていきます。すべて注いだら、ここから「カスケードショー」がスタート!
滝のように泡が流れ落ちていく様子を眺める。これが本当に美しいんですよね! ショーが終わり、泡が落ち着くまで119.5秒が過ぎさるとパーフェクトパイントの完成です。このお預け状態がたまりません(笑)
前述したように、ドラフトギネスは炭酸ガスではなく窒素ガスを使用しています。だから、飲みやすいんです。炭酸が苦手という方でも美味しく飲めます。また、炭酸じゃないのでお腹にもたまりません。ビールを飲みながらでもがっつり食事できちゃいます!
どんな料理に合うのかというと、ドラフトギネスと同じように「濃い色の料理」に合います。燻製・ロースト系の料理、貝・蟹・海老系の料理、揚げ物などです。中でもお肉との相性は抜群! ハンバーグや焼肉、ステーキ、トンカツ、から揚げなんかベストマッチでしょうね。
毎月29日は「肉の日」ですが、そのときはぜひ、ドラフトギネスを合わせてみてください。あと20日も待てない!という欲張りさんは、すぐにでもどうぞ!(笑)