【飲んで、食べて、熊本を応援!<前編>】現地のバーテンダー集結のチャリティーイベントでスペシャルカクテルを飲んできた

2杯目は「BAR Thank」東谷口直矢さんのカクテル「青柳」。熊本藩主に献上されたお茶「青柳茶」からのネーミング。またしても細川家登場、愛されているんですね。

熊本の米焼酎「想伝」をベースに、世界最大級の柑橘である県産の晩白柚(ばんぺいゆ)ペースト「マキシト(マキシマムシトロン)」、レモンジュース、県産茶葉、そしてこちらも炭酸氷をブレンド。グラスのふちに天草の塩をつけるスノースタイルでいただきます。

口に含むと、まず柑橘のフレッシュな香りがパッと広がります。シュワシュワはじけるようにとける炭酸氷の効果で、その芳香がさらに華やかに開いていきますね。そしてお茶のほのかな渋味とグラスの塩が味を引き締めるいい仕事をしていて、全体に端正でスッキリとした味わいが楽しめます。

さてさて、この「青柳」に合わせるなら、ということで東谷口さんに考えてもらったのが、カクテルにも使っている熊本名産の晩白柚。この身はもちろん白い薄皮と黄色い表皮をまるごとジャムにして、チーズと一緒にクラッカーにのっけておつまみにするのはどうでしょうか。

熊本は酪農も盛んな県なので、そのサワークリームチーズと甘酸っぱい晩白柚ジャムはかなり合いそうです。さらにちょっと塩気と酸味のあるカクテルとも好相性。「男女問わず食べやすく、合わせやすいおつまみだと思います」と東谷口さん。晩白柚ジャムやペースト「マキシト」は通販もあるのでお取り寄せで楽しむのも良さそうです。

ということで「熊本チャリティーカクテルパーティー」レポ、残る3杯は次の記事で。一緒に食べたい熊本グルメもご紹介していきますよ~