寒い日が続き気が滅入っている方もいらっしゃるのではないでしょうか? けれど冬は、大根と一緒に煮たいブリや、煮つけにしたヒラメなど、魚がおいしい季節でもありますよね。そこで今回は、煮ても焼いてもおいしい旬のタラを使って、パーティーにも使える香草パン粉焼きのレシピをご紹介します。さらに白ワインの爽やかなシトラス系カクテルも合わせて、寒いのが苦手な方は気分だけでも温暖な地中海に現実逃避しちゃいましょう!
・タラの切り身 … 2切れ
・トマト … 1個
・エリンギ … 1本
★パン粉 … 1/3カップ
★オレガノ … 小1/2
★ローズマリー … 小1
★パセリ … 小2
★カレー粉 … 小1/2
★粉チーズ … 大2
★塩 … 小1/4
★こしょう … 少々
・オリーブオイル … 大2
トマトはヘタをくりぬいて横半分に切り、エリンギはひと口大の輪切りにします。
1.タラの両面を軽く塩・こしょう(分量外)し、皮を上にして大き目の耐熱皿に載せます。
2.その隙間に、トマトとエリンギも並べます。トマトの切り口とエリンギの傘は上に向けて置きます。
3.★印の8つをよく混ぜ、さらにオリーブオイルと馴染ませたものを、タラとトマトの上に敷き詰めます。
4.200℃に予熱しておいたオーブンで20分焼き、お皿の上に盛り付けたら完成です。
レシピのオレガノは、バジルに代えてもOKです。でも乾燥ハーブではオレガノの方がより香りが強く、風味豊かな仕上がりになります。独特の爽やかさと深みがあり、お店の味に一歩近づけるので、一家に一本おすすめしたいハーブです。
また、今回は耐熱皿の隙間にエリンギを並べて、付け合わせも一緒に焼いてみました。他にもかぼちゃのスライスやパプリカなどでもおいしく焼けるので、隙間があればお好みの野菜を並べてみましょう。
魚料理によく合う白ワインで、シトラス系のお家カクテルを作ってみました。グレープフルーツジュースを加えることで甘過ぎずすっきりとした飲み口になり、ワインがちょっぴり苦手な人にも飲みやすいカクテルになっています。
作り方は、グラス半分に白ワインを注ぎ、グレープフルーツジュースとオレンジジュースを3:1で注ぎ入れて混ぜるだけです。ジュースの割合を変えれば甘さやすっきり具合もお好みで調整できるので、ジュースみたいに甘いと料理がおいしくないという方はオレンジジュースを少なめにしてみてはいかがでしょうか。
爽やかなシトラス系白ワインカクテルと、ハーブが香るタラの香草パン粉焼きの組み合わせは、地中海をほんのり思わせるリゾート気分なメニューになっています。タラの白身はふわふわに焼き上がり、トマトはオーブンで焼くことでうまみが凝縮して濃厚。サクサクのパン粉とは食感も楽しい一品です。
今回はタラの切り身とトマトで作りましたが、パン粉を載せるのは他の魚や鶏肉、ナスなどでも合うので、その時の気分でも楽しめるなかなか万能な料理です。魚や野菜の上にパン粉を載せて、あとはオーブンに任せるだけの簡単な料理なのに、見た目と味はお店並み!? お財布が厳しくて外飲みはちょっと我慢というときにも、おうち飲みに役立ててみてください。