餃子が出てくるとどうやったってビールが呑みたくなる。「餃子×ビール」、日本人のDNAにはそんな方程式がすり込まれているようだ。
外で食べる「餃子×ビール」もいいけれど、家で作って食べる「餃子×ビール」の味わいはまた、格別! 今回は、夏らしいアレンジを加えた「手作り餃子×ビール」のマリアージュをご紹介していこう。
餃子は、家庭によって味に違いの出る料理のひとつ。具材も肉と香味野菜だけ、白菜とキャベツ、ニラだけなど、さまざま。さらに調味料の加減もバリエーションが多く存在する。もっちりとした皮がタイプという人がいれば、皮は薄めが好き!なんて人がいたり……と好みも大きく別れる。
今回は、そんななかでも食べ応えのある食感と大葉の香りがさわやかな「夏味餃子」をご紹介しよう。
【A】塩 小さじ1+胡椒 少々
【B】醤油 大さじ1/2+酒 大さじ1/2+ごま油 大さじ1/2
【1】豚バラのブロック肉を包丁で叩いて細かくする
【2】ボールにひき肉とAを入れて、粘りが出るまでまぜる
【3】【1】を入れて、さらにまぜる
【4】【3】に白菜とニラ、にんにく、生姜、大葉、Bを入れて、野菜の上に片栗粉をまぶして、全体をよくまぜる
【5】できれば、餡を少し冷蔵庫で寝かせて、皮に包んでいく
【6】よく熱したフライパンに多めのごま油を注ぎ、餃子を並べる
【7】熱湯を回しかけ、蒸し焼きにしていく
おいしさを余すことなく味わうのなら、とにかく焼きたてをキンキンに冷やしたビールとともに。今回は王道の「サッポロ黒ラベル」をチョイス。
バランスのいい「黒ラベル」の飲み口は、お肉たっぷりのジューシーな味わいとさっぱりとした大葉の香りにぴったり。
醤油、お酢、ラー油という鉄板の漬けダレはもちろん、九州風に柚子胡椒、黒胡椒、中国山椒など、タレも好みのままにできるところも家で食べるからこそ。ちなみにこの餃子なら、「お酢と黒胡椒」、または「ポン酢と柚子胡椒」で食べるのが私的におすすめ。
写真を見ているだけで、喉の鳴ったあなた。今週末は、ビール片手に明るい時間から手作り餃子を作ってみるのはいかがだろうか?