ドイツと聞いて“パッ”と思い浮かぶものといえば、ビール! そう、言うまでもなくドイツは世界的にも有名なビール大国です。
特に夏は気温が通常25℃程度と過ごしやすく(今年は30℃以上の真夏日が続く異例の猛暑でしたが)、レストランやカフェのテラスで昼からビールを楽しむ老若男女をよく見かけます。ほっと一息つくブレイクタイムにコーヒーを飲む感覚なのでしょうか、ドイツでは休憩にビールを嗜む人が多いようです。
日本にいるときには「ドイツの人はビールを水のように飲む」と噂を聞いたことがありましたが、水というよりは、わたしたちが友人とおしゃべりをしながらコーヒーを飲む感覚に似ていると、個人的には感じました。
ルクセンブルクに程近い、ドイツのラインラント=プファルツ州・ビットブルグの街で1817年に創業した老舗のブルワリー『ビットブルガー醸造所』が手掛けるピルスナー『ビットブルガー プレミアム・ピルス』。
ドイツのスーパーで1瓶(330ml)が0.75~0.9ユーロ程(日本円で約100円前後)で手軽に購入できます。先にお話しした“水のようにビールを飲む”という逸話は、おそらく、金額的に日本で水を購入する価格とほぼ変わらない、ということからもきているのかもしれません。
この『ビットブルガー プレミアム・ピルス』は、ホップの苦みがすっきりとしていて爽やかなので、のど越しもよく、女性も飲みやすいビールです。ラベルには「Bitte ein Bit」(ビットをどうぞ)なんていう粋なフレーズが書かれていて、遊び心にも溢れています。
ドイツ国内、特に発祥地と言われているベルリンで愛されている、ソウルフード『カリーヴルスト』。美味しいソーセージが手に入るドイツならではの時短・簡単なファストフードです。“ヴルスト”とは、ドイツ語で“ソーセージ”の意味で、つくり方も至ってシンプル。用意するのはこの品々。
まずは、ソーセージとじゃがいもを適当な量で適当なサイズに切り分けます。
じゃがいもを10分程度下茹でし、フライパンでソーセージと共に炒め、カレー粉をまぶせば完成! 仕上げにケチャップをかけて召し上がります。
屋台でよく見かける『カリーヴルスト』は、じゃがいもはフレンチフライにして添え、ソーセージとは別にするという食べ方がメインのようです。
時間がないときやお腹が空いているときにさっと作れるので、ビールのおつまみに最適。キンキンに冷やした『ビットブルガー プレミアム・ピルス』と合わせるのもいいですが、寒い時期には常温でゆっくり飲みながら、あつあつの『カリーヴルスト』をじっくり味わうのも、満腹感が満たされるはずです。
『ビットブルガー』は日本でもインターネットなどで購入することが可能。『カリーヴルスト』は自宅でも簡単に作れるので、ぜひ、ドイツならではのコンビネーションを試してみてください。