オーストラリアは、移民で出来た国です。日本のようにいろいろな国の料理をアレンジして楽しんでいます。今回は、カフェでもレストランでも注文することができる「チキンパルミジャーノ」をご紹介します。こちらも赤白問わずワインやビールと合わせて食べられています。
もはや日本でも定番のイタリアンは、オーストラリアでも鉄板です。ランチ女子会で、家族のディナーで、大切な人とのデートで、シーンを問わずに食べられています。
格式のあるレストランでも食べられるメニューですが、今回はご家庭で簡単に作る方法をご紹介します。
【材料】1人分
・鶏むね肉 1枚
・トマトソース 1/2カップ(トマト缶をミキサーで砕いたものでもおいしいです)
・チーズ お好みで
・パン粉 1カップ
・玉子 1個
・小麦粉 1カップ
・乾燥バジル 一つまみ
・オリーブオイル 適量
・塩コショウ 少々
【作り方】
1.鶏むね肉の端を切り取って、半分に切り込みを入れる。こうするとかわいいハート型になります。
火の通りを均等にするため、なるべく同じ厚さになるように。トマトソースの塩気に合わせて、鶏むね肉に塩コショウをしてください。
2.パン粉と乾燥バジルを混ぜる。乾燥ハーブならなんでもOK。お好みで混ぜてください。
3.小麦粉、玉子、パン粉の順番にむね肉をくぐらせる。
4.フライパンで温めたオリーブオイルで揚げ焼きにする。
5.両面がきつね色になったら、トマトソースとチーズをかけてトースターに入れる。
6.チーズが溶けたら、乾燥バジルを少しふって盛り付ける。
これで出来上がり。細かい分量にはこだわらず、自分の好きなように作るのがオージー流です。
今回は、オーストラリアで定番のビール「カールトンドライ」と、お店で注文するときに「とりあえず、シラーズで」と言われるほどド定番のシラーズの赤ワインに合わせました。
「カールトンドライ」は、炭酸がきつくなくごくごく飲めるビールです。パブやバーに行くと多くのオージー男性がこの銘柄を飲んでいます。
「シラーズ」はオーストラリアでの作付面積も多いブドウの品種で、これで作る赤ワインは比較的安価で手に入れることができます。重めの赤を選ぶことで、トマトソースとの相性もばっちりです。
ランチでもディナーでも、カフェでもレストランでも、そしておうちでも楽しめるチキンパルミジャーノ。ぜひ赤ワインやビールと一緒に楽しんでください。