【豆腐の酒びたし……?】いろんな酒を冷奴にかけて、一番うまくなるやつを決めようじゃないか!(後編)

更新:2016年09月05日

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【豆腐の酒びたし……?】いろんな酒を冷奴にかけて、一番うまくなるやつを決めようじゃないか!(後編)

編集長Dである。「バッカスの選択」公式ツイッター https://twitter.com/c2h5ohjp でちびちびとつぶやき続けている「実験シリーズ」の結果発表をしている。今回は「冷奴にどの酒をかけるとうまいのか」がお題で、これが後編。まさかの記事またぎ、である。

6種類もの酒を冷奴にかけては、それを口にさせられるという、一種の“暴挙”をひたすら受け入れているわけだが、なぜ「編集長」ともあろう者がそんな目に遭っているのかについては、いまだに全く腑に落ちていない。まあ、その辺の文句は前編の冒頭で散々吐き出したので(そしてことごとく黙殺されたので)、もういい。今はただ、酒びたし豆腐のランキングを粛々と発表するのみである。前編では第6~4位を紹介したので、この後編では第3位からのトップスリーだ。

第3位「赤ワイン」

冷奴に赤ワイン

あ~あ~。

冷奴に赤ワイン

あ~あ~あ~あ~。

冷奴に赤ワイン

血まみれじゃねえかよ。

冷奴に赤ワイン

これがなあ、レアチーズにラズベリーソースをかけたやつ、……だったらなあ。

冷奴に赤ワイン。これがなあ、レアチーズにラズベリーソースをかけたやつ、……だったらなあ。

しかし匂いの段階でもう甘くない現実を突きつけられる。……ワインだわ。甘くない赤ワインだわ、これ。

冷奴に赤ワイン

そして現実は口の中にも入ってくる。……豆腐だわ。レアチーズじゃなかったわ。

今回の赤ワインが渋めで、甘味、果実味の少ないタイプであったことは先に断っておこう。当然、口元に持ってくると重く引き締まったブドウの香りが上がってくる。まあ豆腐の方には特に香りがないのだから、不思議でも何でもない。

不思議なのは口に入れてからの感覚で、タンニンで舌全体が渋々になっているところに豆腐のプリプリトロトロした食感が乗っかってくるのが、なかなか新鮮。通常冷奴に合わせるどんな薬味・調味料にも、この「ほろ渋さ」を出すものはない。初めての冷奴だ。おもしろいじゃないか。

赤ワインかけ冷奴を食べる

……とはいえ、新鮮だというだけで、これがイケるかどうかはまた別のレイヤーの話だ。個人的には赤ワインがもっと甘さ全開のやつなら、また状況が違っていたのではないかと思うが、そのテストは諸君らの手と鼻と舌に委ねるとしよう。

第2位「ラム酒」

冷奴にラム酒

これはまた、色がね。

冷奴にラム酒

黄金の海に浮かぶ白亜のプルプル。

冷奴にラム酒

この時点でもうラム酒の匂いがそこら中に充満している。なんせストレートでそのまんまぶちまけてるからね。

そして一口。こんだけラム酒がプンプン香ってるんだから、さぞかし甘いんだろな~

ラム酒かけ冷奴を食べる

……!? 苦いよ?苦いけど? そういえば前編・第4位のウイスキーもそうだったけど、蒸留酒系は豆腐の苦味を引っ張り出すのかね。

だけど香りの方は相変わらず甘々、スイートな「ラム酒」なんだよね。食べる前からプンプンで、口に入れるとクワッときて、噛みしめても飲み込んでもずっと「ラム酒」が残る。他の酒は、最初こそ香るものの最終的にはフレーバーが薄まって(ビールや赤ワインでさえも)、結局「ただの豆腐」になるパターンが多かったけど、ラム酒はかなりしぶとい。

ラム酒かけ冷奴を食べる

ん~、なるほどね~、ま~ツッコミどころはあるにせよ、及第点じゃないか? これがただ苦いだけだと第4位なんだけど、しぶとく残る甘い香りがね、苦味を別の感覚に変えてくれる。とりあえず最後まで「豆腐にちゃんとからんでいる感」が続くし、そしてとりあえず最後まで食える。

……しかしまあ、第2位でようやく及第点というあたりが、この実験の過酷さを物語っているな。

第1位「梅酒」

冷奴に梅酒

長い戦いがやっと終わる。

冷奴に梅酒

ビジュアル的にはラム酒と大差ない。

梅酒かけ冷奴を食べる

では実食。

梅酒かけ冷奴を食べる

むひょー!! うまい!! これイケるわ。

なんだよ、あるんじゃないかよ、うまいのが。早く出してくれよ。というか、他の酒でやった実験、いる? あまり書かなかったけどさ、まあまあ悶絶とかしてるんだよ俺。何?それもいい経験?って何様なんだよお前は。俺は編集長様だよ。お前は何様なんだよ。

……あ、いかんいかん、興奮してはいかん。ええと、講評ね、はいはい、冷奴に梅酒をかけた講評。ええと、いちばんうまいです、はい。

どういうことかというと、端的に言えば「杏仁豆腐化」が起こる。香りの甘いラム酒ですら味は苦くなったのだが、これは味もしっかり甘くなって、もちろん香りも甘いし、それがずっと持続するしで、なかなかのスイーツとして成立している。

梅酒かけ冷奴を食べる

ときどきフワッとくるアルコールがまた華やかさをプラスし、梅の果実味とよく調和する。そしてそれが豆腐にしっかり浸透する印象があって、これは本当にアリ。うまい。諸君らにもぜひ試してみてほしい。マジでおすすめする。

次は何をやらされるのか……

以上、「冷奴にどの酒をかけるとうまいのか」実験。全6種の酒をランキングしてみた。オッサンらしくプロ野球でたとえてみると、1位が独走状態でマジック点灯中。2位が食い下がっているが、1位とは7ゲーム差ぐらいで逆転は厳しい。そこからまた10ゲーム差離れて3位以下が団子状態。中でも最下位はさらに離されつつある……。といったところか。

なかなか骨の折れる、そして胃と肝臓を追い込む実験だった。じゃ、おつかれ、はいはい、じゃあね、あ?え?はい?まだやんの?これ?冷奴で?あ、お題はまた別で、実験シリーズは続けると……。

編集長D語る

……。

……ということらしいので、また新しい実験の様子は引き続き「バッカスの選択」公式ツイッター https://twitter.com/c2h5ohjp でチェックされたし。編集長Dへの胃腸薬の差し入れも随時受け付けている。

(バッカスの選択・編集長D 清水啓史

【豆腐の酒びたし……?】いろんな酒を冷奴にかけて、一番うまくなるやつを決めようじゃないか!(後編)