【ミズナラスティックが味わえる!】ミズナラスティック仕込みのお酒を味わえるお店、大募集!

【お酒のプロへの無茶ぶり延長戦】バッカスの選択スピンオフ商品「ミズナラスティック」の実力チェックをソムリエさんにお願いしてみた

今回用意したのはニッカの「ブラックニッカ」と「竹鶴」、そして写真にはないがサントリー「角」。

まずは「ブラックニッカ」をトクトクトク……。

グラスの香りをかいで、藤牧氏曰く「ああ、もう違いますね。ミズナラの香りがちゃんと乗っています」

はい、いただきました。諸君、お分かりだろうか、変わるのだよ、本当に。

さらに口に含んで曰く「スモーキーさよりもバニラの感じ。でも甘々というわけではなくて、内側をチャー(火入れ)で焦がしたばかりの新樽でよく出るような、ちょっと焦げ感のあるビターな味わいも少し感じます。スティック無しのものとは、一口で変化がわかります。ブラックニッカがちょっとランクアップしますね」

いやもう有難きお言葉で、恐縮っす。恐縮ついでに、今度は「竹鶴」を……トクトクトク……「これはですね……、変わってるには変わってるんですが……、先にブラックニッカを飲んでしまったからかもしれませんが、比較的変化の度合いは小さいように思います。一口飲んで『おおっ』とはならないかもしれません」

あれま、でもフォローもしっかりいただいた。「たぶん竹鶴は元々完成度の高いお酒なので、ミズナラスティックを入れて良い効果が出ているとしても、そこまで大きな差として感じられないのではないでしょうか。ただ数口飲んでじっくり味わえばやっぱり変化がわかるので、そういう微妙な違いを楽しみたいという上級者にはいいかもしれません」

なるほど、どちらかというとリーズナブルなウイスキーの方がはっきりとした変化を楽しめる、ということかな? では最後に「角」をどうぞ、トクトクトク……「ああ、やっぱり変わりますね。角はハイボールとの相性が良くて、ちょっとライトな飲みやすさがあると思うのですが、それだけにニッカよりも変化が大きく感じられる気がします。より重みというか味に深みが出る印象ですね。ただ『気軽に飲みやすいところが角の良さ』という方は、スティックを入れてしまうとちょっと違和感があるかもしれません」

ということで、3本試していただいたが、それぞれにミズナラスティックによる変化の違いがあり、楽しみ方、付き合い方がいろいろと考えられそうだ。皆さんもいろんな銘柄で“棒熟成”にトライしてみてほしい。スティックはこちらでゲットできる。

そして記事3本にわたって長々お付き合いいただいた藤牧氏に盛大な拍手を。サンキュー、メルシー、謝謝、あざーす!