【中国料理の名店で教わった】これを体験したら後戻りできない! 紹興酒に目覚めてしまう飲み方&マリアージュ(2)

更新:2016年06月17日

注ぐグラスは機能的にも雰囲気的にも二重マルなアレ

飲み方に続いてはグラスの選び方。これもちょっとこだわるだけで紹興酒の魅力がぐっと引き立つのだとか。南国酒家さんでは今、ストレートの紹興酒を小ぶりのワイングラスで飲む楽しみ方を提案しています。……と、スラッと書きましたがワイングラス?で紹興酒? 果たしてどんな感じになるのでしょうか。

「まだ全店ではありませんが、ストレートの紹興酒は小さめで足の付いたテイスティンググラスでお出しするスタイルに少しずつ変えています。紹興酒は味と一緒に香りも楽しめるお酒ですから、鼻先に香りの集まるつぼみ型のグラスで飲むと魅力が増します。また、お猪口のような酒器でちびちびというのも良いのですが、ある程度の量を入れられるグラスの方がより香りが立つのでいいですね。自宅で飲むときも、家にワイングラスがあるという人はそれに紹興酒を注いでしまっても問題ないと思います」

株式会社南国酒家の代表取締役社長・宮田順次さん

これはいいお話、メモメモ。紹興酒は保存の仕方もワイン(特に赤)に近く、10度台後半~22度程度で味わうのがベスト。南国酒家さんでももちろん適温に管理された紹興酒がおいしくいただけます。

「お酒を楽しむにはやっぱり雰囲気も大事ですが、紹興酒は今まではそれほどイメージだとか飲み方にまでこだわるような存在ではなかった。そこは求められてこなかった、というところがありますね。でもこれからは、紹興酒も雰囲気を含めて提案していかないといけない。ワインのようなおしゃれな飲み物として、スタイル全体として紹興酒の価値を上げていかないと、特に女性のファンは増えていかないでしょう」

最近では、味わいがスムーズで飲みやすく、ボトルもスリムでラベルのデザインもかわいいワイン感覚の紹興酒が開発されるなど、業界全体でも新しいチャレンジが続いています。南国酒家さんでも「紹興酒の夕べ」というイベントを開催していて、2大ブラントである「古越龍山」と「塔牌」それぞれの5年物と8年物の甕出しを飲み比べしながら、紹興酒の知識や面白さが学べます。巷ではいろんなお酒のセミナーが人気ですが、紹興酒ってこういうチャンスが少ない気がするので、ビギナーの“入り口”にもいいかもしれませんね。

味わいがスムーズで飲みやすく、ボトルもスリムでラベルのデザインもかわいいワイン感覚の紹興酒

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