【“日本一”の枝豆×焼きナス×シシトウ炒め】東葛の美酒『勝鹿』で夏を味わう。

更新:2016年07月22日

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【“日本一”の枝豆×焼きナス×シシトウ炒め】東葛の美酒『勝鹿』で夏を味わう。

千葉県東葛飾地方・野田の利根運河は、明治時代に利根川と江戸川を結び、舟運で荷を東京に運びました。今は退役して親水公園になっています。その運河沿いに蔵をもつ窪田酒造(野田市山崎685)。手掛ける銘柄の名は『勝鹿』。本醸造でもしっかりお米の香りがします。今回は野田の“日本一”の枝豆と夏野菜と一緒に、「夏」を味わいます。

酒蔵は運河の土手脇、『勝鹿』が上手い

東武アーバンパークラインの運河駅。明治時代には利根川と江戸川を結んでバイパスし、舟運の盛んだった利根運河から駅名を取っています。今は細い流れとなった利根運河の広い土手は草がきれいに刈られ、親水公園として整備されています。土手脇には窪田酒蔵の黒瓦と煙突の頭が見えます。利根運河を西に行けば江戸川。この地で造られた『勝鹿』も、東京へ舟で運ばれたに違いありません。

KatsuShika SAKE CUP

さて、今回の一杯はカップ酒。金の鹿がラベルの中でしれっと“シカト”している『KatsuShika SAKE CUP』を冷蔵庫でキンキンに冷やしておきます。

「葛飾」は東京の専売特許ではありません

「葛飾」と聞けば、「寅さん」や「こち亀の両さん」などでおなじみの「東京都葛飾区」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。しかし、葛飾区には「葛飾」という地名は見当たりません。「葛飾」の地名が残るのは千葉県船橋市葛飾町。付近の京成本線西船駅は元々「葛飾駅」だったものから駅名を変えたものです。

『勝鹿』は万葉集にも記された名

「かつしか」は古代からある広い地域名で、万葉集には「勝鹿」「勝牡鹿」「可豆思賀」と表記されています。語源は葛の多く生えた「葛繁」の意とする説をはじめ、諸説あります。

『勝鹿』は万葉集にも記された名

明治になって、南葛飾郡(東京府内)、北葛飾郡・中葛飾郡(埼玉県内)、西葛飾郡(茨城県内)、そして東葛飾郡(千葉県内)に分割されました。2005年に沼南町が柏市に編入され、東葛飾郡は消滅しましたが、市川市、松戸市、野田市、流山市、浦安市、鎌ヶ谷市、船橋市、柏市などは総称的に「東葛飾」や「東葛」と呼ばれています。ちなみに埼玉県の杉戸町と松伏町は今も「北葛飾郡」を構成しています。

KatsuShika SAKE CUP

野田の枝豆は日本一

東葛の野田市には生産高日本一の農産物があります。夏に欠かせない『枝豆』です。枝豆は成熟する前の大豆を収穫したもの。大豆は世界的に食されていますが、枝豆を食するのは日本と中国、ハワイくらいです。

枝豆

北海道から沖縄に至るまで全国で栽培される枝豆ですが、収穫量・出荷量は県別で言えば千葉県が、さらに県内では野田市が一番です。次いで北海道、埼玉県となります。

(参考)枝豆の総合情報サイト「えだまめ日和」
http://www.edamamebiyori.com/world.html

枝豆の茹で方はこうだ!

【材料】
枝豆 250グラム
水 1リットル
食塩 40グラム
(4%の食塩水になる計算)

(1)枝豆を枝からハサミで切り取ります。両端を切ると塩味を豆に染み込ませやすくなります。
(2)水で洗って、ボウルに入れ、塩で揉みます。色が鮮やかになります。
(3)鍋で水を沸騰させ、塩がついたままの枝豆を入れ、中火で約3分茹で、ザルに揚げます。
(4)味見をして、塩分の足りない場合は食塩を振りかけます。

茹で時間や食塩の量は、何度も茹でてみて、あなた好みの塩梅を見つけてみてください。

夏野菜バンザイ! 焼きナスとシシトウ炒め

皮がむきやすい焼きナスを作るにはコツがあります。

焼きナスとシシトウ炒め

(1)ヘタの周りにぐるっと包丁を入れ、ナスのボディに竹串などでポツポツと穴を開けます。
(2)レンジで焼きます。
(3)焼き上がったナスを、冷水を入れたボウルに入れます。
(4)ヘタの切れ目に包丁を入れ、皮をむいてお皿に盛ります。
(5)おろし生姜と生醤油で食せば、大変美味!

シシトウ炒めも手順をご紹介。

シシトウ炒め

(1)柄を取ったシシトウを油を引いたフライパンで炒めます。
(2)程よく炒めたら、醤油を回し入れます。
(3)軽く焦げたぐらいでお皿に移し、鰹節をかけて出来上がり。
時たま、飛び切り辛い奴がありますが、それもご愛敬です。

キンキンに冷やした『勝鹿』が体を駆け巡る

冷蔵庫でキンキンに冷やしておいた。『KatsuShika SAKE CUP』。食卓に出すとすぐにラベルの中で“シカト”していた金の鹿が汗をかいてきます。こちらも昼間汗をかき切っているので、まずは日本一の枝豆と焼きナス、シシトウ炒めで塩分を補給します。

『KatsuShika SAKE CUP』日本一の枝豆と焼きナス、シシトウ炒め。

そしてお待ちかねの『勝鹿』。こぼさないように蓋を開けると、しっかり立ち上ってくるお米の香り。口に含むと、辛めの『勝鹿』が体を駆け巡って行きます。

<おまけ>みりんも美味しい

窪田酒造ではみりんも造っています。「本みりん宝船古式造り」、上手いです。

本みりん宝船古式造り

アルコールは14度前後。コアントローのような強い甘みが、暑い夏に力をくれます。滋賀県の木之本で飲んだことがある山路酒造の「桑酒」にも似ています。みりんの原材料は大手メーカーの普及品では海外米が使われたりしていますが、「本みりん宝船古式造り」は純国産。冷蔵庫に入れて冷やし、ストレートで飲むのがよろしいかと思います。

『KatsuShika SAKE CUP』日本一の枝豆と焼きナス、シシトウ炒め。

(バッカスの選択・旅ライター highstandard

【“日本一”の枝豆×焼きナス×シシトウ炒め】東葛の美酒『勝鹿』で夏を味わう。

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