【お前もなめろうにしてやろうか?】いろんな魚介を叩きまくる ~なめろう博士の異常な愛情~(2)

【お前もなめろうにしてやろうか?】いろんな魚介を叩きまくる ~なめろう博士の異常な愛情~(2)

1番、エビ

いきなり意外性のあるメンバー起用。しかし一般的なシーフードのジャンルではメジャーな存在であり、十分な実績も残している。「海の老」と書いて「ベテラン」。まさに1番バッターに適任の、なめろう界のイチローである。

エビのなめろう。今回のチョイスはアルゼンチン赤エビ。甘エビよりも大ぶりなサイズ感で、スーパーでもよく見かけるので入手もしやすい。

今回のチョイスはアルゼンチン赤エビ。甘エビよりも大ぶりなサイズ感で、スーパーでもよく見かけるので入手もしやすい。なめろうにしてもプリプリしたエビ特有の食感は健在だが、叩けば叩くほど身から水分が出てきて味がぼやけがちという難点もある。最後に塩や醤油を足して味を締めるのがいいだろう。

2番、青柳

ハマグリに似た貝。バカガイという呼び名の方が馴染みがある、という人もいるだろう。貝柱の部分は揚げたり炊き込みご飯にしたりすると美味で、干したものは珍味にもなる。かと思えば寿司ネタとしての役割もきっちりこなす。小技も利くが派手な活躍もできる、なかなかクセ者の2番バッター。

青栁のなめろう。クセ者だけに風味にもクセがあり、好みが分かれるところかもしれない。

クセ者だけに風味にもクセがあり、好みが分かれるところかもしれない。叩くとその風味がいっそう強く立ってくる。エビ同様に水気が出やすいので、風味を活かしたいなら塩、少しごまかしたいなら醤油を加えて味を引き締めたいところだ。

3番は、存在感抜群なビッグネーム。