【210組み合わせ全査定に挑戦】ジャパニーズウイスキーに合うツマミを独断せよ(6)

更新:2016年03月25日

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ベストマッチ「マルス モルテージ 越百」編

日本のウイスキー6本×ツマミ35種の組み合わせを総当たり戦で全査定する、独断と偏見の「210番勝負」。(3)~(8)では各銘柄でベストマッチに輝いたツマミをカウントダウンしていく。今回は「マルス モルテージ 越百」編だ。 ※ウイスキー6本とツマミ35種は(1)(2)で紹介している。

【第3位「イカの塩辛」】

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越百の原色的というのか、サイケデリックな押しの強さには、珍味系ツマミでの応戦が効果的だ。多少クドいくらいでないと、矢継ぎ早に放たれる甘味、果実味、ピート香に射抜かれて終わる。しかし塩辛は珍味界の横綱。濃厚なコクで四つに組み止める。さすがの安定感。

【第2位「甘栗」】

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甘さと渋さ、芋的なでんぷん感が共存する手強い相手。甘味キラーのイケメン伊達ものらりくらりかわされてしまうが、オレ様系&ひねくれ者の越百で強引に迫るとわりとあっさり陥落する。他銘柄が手を焼く「ぼそぼそ」食感も、ネットリと蜜のような甘味で難なく制圧。

【第1位「奈良漬け」】

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3位2位と同様、越百に相応なクセの強さが光るが、ズバ抜けているのは距離感だ。もはや応戦だの制圧だのを超え、互いの旨味と塩気に寄り添い、高め合う次元に達している。酒粕が醸し出す発酵食品フレーバーほど、越百の持ち味を十二分に引き出す女房役は他にない。

【総評と番外ツマミ】

越百はとにかくキャラが濃い。浅黒くて堀の深い顔にサングラスを乗っけたコワモテ感が、ラベルに漂う。だいいち越百と書いて「こすも」だ。やんちゃだ。味もまた然り。甘、渋、塩が次々とギラついて現れる。押してダメならもっと押してみな、といった調子だ。このとんがった個性には、各方面のとんがりをぶつけるのが奏功する。辛い方面から「柿の種」、珍味方面から「酒盗」、酸味方面から「ピクルス」など各チームの主力級を集めて、個の力で局面を打開できるドリームチームを組んでおきたいところだ。

続いては(7)「イチローズ モルト&グレーン ホワイトラベル」のベストマッチへ!

(バッカスの選択・編集長D 清水啓史

【210組み合わせ全査定に挑戦】ジャパニーズウイスキーに合うツマミを独断せよ(6)

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